1947-10-31 第1回国会 衆議院 鉱工業委員会 第26号
私は實ははなはだ遺憾に思つておりますことは、この管理法案の審議をしたために、われわれのところに實務擔當の官廳の方にどうしても來ていただかなければこの審議はできません。しかしこれがためには實際にここに書いてあるような大いに改善を要することが、その官廳の責任の方がこういうところに審議に使われておるために、相當その日その日のマイナス的なものがあると私は實は思つておるのであります。
私は實ははなはだ遺憾に思つておりますことは、この管理法案の審議をしたために、われわれのところに實務擔當の官廳の方にどうしても來ていただかなければこの審議はできません。しかしこれがためには實際にここに書いてあるような大いに改善を要することが、その官廳の責任の方がこういうところに審議に使われておるために、相當その日その日のマイナス的なものがあると私は實は思つておるのであります。
大體この點につきましても、二つの問題があるのでありまして、一つは囘収されました百六十餘萬貫の中で、その二割というものは一應實務擔當機關がこれを任意に處置したという點であります。そうして八割を商工省指定の工場に入れたという點であります。
實はこの故紙囘収については、いろいろ問題が起きたのでありますから、ただいま申し上げましたように、特別に私が大臣の命を受けて調査を始めたのでありますが、實務擔當機關と契約された當時の文書をみますると、還元する一割あるいは三割の紙というものについては、いつまでにこれを還元するという期間を附してなかつたのであります。
○近藤政府委員 ただいまお話の點は、勤労學徒援護會がこの仕事を請け負いまして、實際の實務擔當は、御指摘の圖書囘収協會をして當らせたのでございますが、その圖書囘収協會から出ました収支決算報告書、それをわれわれの方で檢討いたしまして、報告したのでございますが、その中にただいま御指摘の交際費として三萬圓なにがし、交通費として十一萬圓、そういうふうに載つておりますが、交際費と申しますのは、委員會の經費でありまして