1985-05-21 第102回国会 参議院 社会労働委員会 第19号
○糸久八重子君 国の施策の中に、具体的に一つ一つ挙げていただかなかったわけですけれども、寡婦等雇用奨励金制度というのがございますね。これについては、どのくらいの実績があるんですか。
○糸久八重子君 国の施策の中に、具体的に一つ一つ挙げていただかなかったわけですけれども、寡婦等雇用奨励金制度というのがございますね。これについては、どのくらいの実績があるんですか。
○渡部通子君 寡婦等雇用奨励金及び寡婦等に対する訓練手当の支給実績等、これも知りたいんですけれども、もしあれでしたらば資料として御提出願っても結構です。
それから、寡婦等雇用奨励金という制度がすでに五十一年度から発足いたしておりまして、これは寡婦を雇い入れました事業主に対しまして、雇い入れた寡婦一人につき一月一万円を一年間支給するという制度でございますが、これも五十二年度から一万一千円に増額するという予定でございます。
申しますのは、寡婦等雇用奨励金、こういうものをすでに労働省の方で出していらっしゃるわけですから、ある程度の調査というものはできていると思うのです。全然白紙ではないだろう。いま、まことに申しわけないが全然調査しておりませんでしたとおっしゃいましたけれども、そうではない。労働省はそんな手抜かりがあるわけはないと私は信ずるわけです。
○遠藤政府委員 この寡婦等雇用奨励金の制度は、いま先生がお話ございましたように、昨年の四月に、岡本先生大変御熱心な御主張で参議院に寡婦等の雇用促進法案が出されました。これをもとにして関係方面からたくさんの方々から御要請がございまして、新たに雇用保険法の中で昨年の下半期から寡婦に対する雇用奨励金制度ができたわけでございます。
また御承知のように、本年度からは雇用保険法によりまして、事業主に対しまして寡婦等雇用奨励金という制度が生まれましたので、これをよりどころにいたしまして雇用奨励に大いに役立てたいということで、現在一生懸命やっておるところでございます。
労働省としますと、労働基準法研究会等々によって、いままで御質問もありましたが、そういうことでやっておりますし、それからいま育児休業の問題にいたしましても、ことしから育児休業奨励金あるいは寡婦等雇用奨励金、これはことしから始めたことでして、少ないとおっしゃるかもしらぬが、今年度から始めているということも努力を認めていただきたい、こう思います。
寡婦等雇用奨励金となっておりますが、私たちが研究した結果では、どうも「寡婦」ということが当てはまらない婦人がいる。しかも適用してもおかしくない立場の方でいて、しかもあなたは「寡婦」ですと、そういう「寡婦」というレッテルを張られるということがいかにもしっくりしないという立場の人も出ているということから私たちは「母子家庭の母等の」と、こうしたわけです。
けれども四月一日から雇用保険法による寡婦等雇用奨励金ですか、こうした制度によってもっと安定所を通して行く人が多くなるということが言えますか。
○小平芳平君 それはちょっと別の問題としまして、これを局長、簡単に説明したらどういうことになりますか、寡婦等雇用奨励金。
○柏原ヤス君 まあ、国が積極的にやるべきだということを強く主張をする立場から、さらに意見として、また要望として申し上げたいんですが、寡婦等雇用奨励金、こういうものもございます。しかし、これは民間企業に限りますので、官公庁にはそのメリットがない。しかも、この独立採算制という中で予算上の制約がありますので、この寡婦雇用ということは非常にむずかしい問題であるとは思います。
○政府委員(森山真弓君) 先ほど大臣からお答え申し上げましたように、寡婦の雇用につきましては、現在雇用保険法におきまして寡婦等雇用奨励金等の対策をいたしているところでございますし、そのほか中高年齢者の雇用対策といたしまして男女ともにいろいろな対策が進められているところでございます。