1985-04-10 第102回国会 参議院 エネルギー対策特別委員会 第5号
それからもう一つは、北海道は全国の地域に先駆けて、住宅の省エネルギー化ということに、寒地住宅研究所等が中心になりまして率先して住宅の保温構造化というのを進められた。その内訳が何%ずつかという計測はやっておりませんので本日御報告できませんけれども、そういった要素が絡まって、北海道の推移がやや右下がりぎみといったことになっているんじゃないか。 以下、東北がその次に来まして、北陸がそれに続く。
それからもう一つは、北海道は全国の地域に先駆けて、住宅の省エネルギー化ということに、寒地住宅研究所等が中心になりまして率先して住宅の保温構造化というのを進められた。その内訳が何%ずつかという計測はやっておりませんので本日御報告できませんけれども、そういった要素が絡まって、北海道の推移がやや右下がりぎみといったことになっているんじゃないか。 以下、東北がその次に来まして、北陸がそれに続く。
先ほど長官が言われたように、北海道の人間というのはあまり金を持ってないから、資本の蓄積が十分でないから、道民みずからによって建てるということにあまり期待をされるのは無理ではないか、とりわけ、本州各県と比べて、家を建てるにも、寒地住宅の法律等によりまして建築資金も高いわけです。そういう面で、公共的資金による住宅建設の方向について、これをふやすという考え方は長官お持ちですか。
それについて北海道あたりも、あれだけ長い間かかって、やっと近ごろになって寒地住宅というものが緒について、れんが、あるいはまたブロック等でどんどん建っていくのですが、だから、ここは何か政府の力を入れてやりませんと、資本蓄積が全然ないところなのです。そうして粗収入のない、わずかに八万円程度なのです。何か別にここは考えてもらいたいと思います。
それからもう一つは、耐寒住宅、寒地住宅促進法ですか一というものができておりまして、これによってどの程度の耐寒住宅が今まで建設されたかということについても一つ資料をちょうだいしたい、質問は次回にその資料に基いて行いたいと思います。
○小笠原二三男君 それから、北海道などでは、寒地住宅といいますか、特別な立法で耐寒建築ですな、コンクリートその他でやっておるのが多いのですね。それで補助もあるけれども、いずれ自己負担も大きいのですが、そうすると、やはり評価が四割、二割と落ちるにしても、金額そのものは相当になるのですね。
のめならず、北海道における寒地住宅の促進につきましては、これを時期的に見ましても、目下特に防寒住宅に関する試験研究並びに啓蒙指導に力を尽さねばならぬ段階にあるのでありまして、来年度におきましては何といたしましてもこれらに対する予算措置を講ずる必要があると思うのであります。 最後に道路の凍上破損に対する路盤改良及び鋪装工事の促進について申し上げます。
しかも、一方北海道については先般の国会で成立しました防寒住宅建設法という法律がありまして、特に寒地住宅については特別の装置を持つた住宅でなければならぬ。つまり単価の高い住宅になるわけでございます。従つて、今日建設省関係の公営住宅でもつて北海道に住宅を建てることになりますと、相当単価の高い住宅にならざるを得ないことになるわけでございます。
御承知のように建材ブロツクのごときは、北海道の寒地住宅の建設にきわめて重要な資材でございます。お聞きでもございましようが、すでに今国会で間に合わなければ、通常国会に寒地住宅促進法というような法律をつくつて、北海道のあの寒い地帯に住む人の生活改善をはかろうとさえいたしておる実情であります。これは所管庁でありまする建設省におきましても、非常な熱意を示しておられる。
それから北海道総合開発に伴う寒地住宅建設並びに改善に必要な経費といたしまして五千五百七十四万円を要求いたしております。これは御承知の通り、北海道現地におきまして、耐寒住宅といたしまして従来の木造住宅では適当でない、耐寒地住宅として適当な住宅を建設し、また必要な施設を加える必要がございます。
そのほか只今研究いたしております問題といたしましては、北海道の開発住宅促進法案、北海道の寒地住宅の建設及び防寒改修を積極的に推進いたしますために、只今申しましたような寒地住宅の建設、防寒改修に要する試験研究並びにこれらに対する普及事業を助成するために、関係地方公共団体に対しまして補助金或いは委託金を交付する途を規定いたしますと共に、住宅金融公庫が北海道地区における耐寒住宅の建設及び防寒改修を行うのに
第二点といたしましては、寒地住宅に関する問題であります。御承知のごとく、北海道は本州に比較いたしまして一年の過半は寒さの脅威にさらされ、人間生活をして萎靡沈滞させておるのであります。この自然的悪条件に打勝つて開発を促進いたし、輝かしい新天地をここに建設するためには、文化的諸条件を整備することが何よりの急務であります。
なおこのブロツク建築は必ずしも家畜のためのみではないのでありまして、いわゆる寒地住宅用として今後北海道のごとき地帯の住宅はこれらのブロック建築にかえるべきものでありまして、すでに苫小牧製紙の会社ではこれらのブロツク建築によりまして、燃料の節約をはかつておるのでありますが、これができますれば、北海道における家庭燃料の問題は非常に合理的に決できるものであると考えるのであります。
これをいわゆる寒地住宅に切り換える方策を考えなければいかん。それには資材を安く寒地住宅向に提供いたしますとか、特定の住宅に対しては国家援助をするとか考えなければいけない。又電気通信でありまするが、北海道にはまだ電燈がない村も相当あるのであります。
以上がさしあたつて実行にかかつておる木材利用合理化の項目でございますが、今後考慮すべきことは寒地住宅の問題であります。東北、北海道における一般の住家は、せつかく暖をとりましても、それがすぐ外に逃げて行つてしまうというような構造になつております。それをできるだけ安く、しかも熱の逃げないような構造にいたすことをただいま研究いたしておるのであります。
○佐々木(秀)委員 大体北海道の寒地住宅に対しても、建設省がようやく積極的に乗り出しておるということを聞いて、私も非常に心強く思うのであります。
はつきり言うならばガラス一つ使うのにも二重ガラスにしなければ零下三十度は防げない、そういうふうな寒地住宅に対しての根本的なお考えを建設省が持つておられるかどうか承りたい。
この寒地住宅の建築につきましては、ただに金の問題でなく、その構造にいたしましても、多分に研究を要する点があるのであります。
道庁においても早くから寒地住宅の試験研究を行つて来ているようでありますが、コンクリート建、アツシユ・コンクリート造り、中空れんがづくり等、いずれも建築当初の一時的資金の負担に耐えかねて、いまだ普及するに至らないということであります。私はこの際樺太、満洲の住宅構造に学んで、経済的であり、たれの手でも築造できる、いわゆる黒れんが土蔵式の建築を推奬したいと考えたのであります。