1958-04-01 第28回国会 参議院 農林水産委員会 第24号
こういうことをあなたの方でも認めて、現に寒冷地農業対策地帯を作って、農林省はそれらに必要な立案をしている最中でありまして、その主としての対象は北海道でありまして、北海道としてはこの土地改良というものに全力をあげてやっている。そんなようなときに、もしもここでこの補助を打ち切られるというようなことになると、北海道の土地改良というものはとうていやれない。
こういうことをあなたの方でも認めて、現に寒冷地農業対策地帯を作って、農林省はそれらに必要な立案をしている最中でありまして、その主としての対象は北海道でありまして、北海道としてはこの土地改良というものに全力をあげてやっている。そんなようなときに、もしもここでこの補助を打ち切られるというようなことになると、北海道の土地改良というものはとうていやれない。
九州もやるということなら四国もやる、北海道は寒冷地農業対策でずいぶんやっているし、機械化開墾もやっている、これは非常にやっているのです。適正規模という面で形式的に言えといったらできていませんが、今のお話の趣旨に沿うてはずいぶんやっています。終戦後これはほんとうにやっています。あなたも私も同じところなのだけれども、関東あたりはどうだといったって、今年も去年も総合開発ということを考えているのです。
でありますので、昨年から寒冷地農業対策ということで、北海道とか高い土地等につきましても特別の事業を行なっておるのでありますが、全国的の総合開発事業というようなことで土地の開発を進めておるわけであります。また、酪農あるいは畑作振興というようなことも進めてきておるのでありますが、その中で、酪農振興基金というものを設けることになっております。
○東隆君 私は、寒冷地農業対策として官房に一室をこしらえられ、そして生産方面の条件を整備されるについていろいろな調査を進められる、そういうようなことは非常に大切なことだと考えますし、かえっておそきに失しておったのではないかと、こう考えるのです。そこで問題は、私は、やはりこれの効果を上げるためには、経営形態なんかの問題ももちろんありますが、現実の問題としては、非常に農家が負債をしょい込んでおる。
○政府委員(永野正二君) 寒冷地農業対策につきましては、三十二年度の予算の御説明を申し上げました際にも、一応御説明をいたしたのでございますが、その後の進行状況等につきまして御報告を申し上げたいと思うのでございます。 本年度の予算に計上いたしました寒冷地農業対策といたしましては、大体大きく分けて四つの項目があるのでございます。
また農林省といたしましては、たとえば、北海道庁でありますとか、あるいは北海道開発庁でありますとかというような関係官庁との事務連絡も密接にいたさなければならぬというような点もございまして、これは大臣官房に寒冷地農業対策室というものを設置したいとこう考えております。
これに加えて、寒冷地農業対策として新たな施策を講ずることといたしております。」と、特に強調されておられます。私は少くとも積極財政を説かれてしかもこういった形で、農業政策について重点的に取り上げられたのでありまするから、当然予算の裏づけというものがなされて薫ると期待いたしておりました。
なお寒冷地農業対策でございますが、計上額は七億円でございまして、前年度よりも相当増強いたしておることを御了承いただきたいと存じます。また青年関係の予算は、先ほども申し上げましたが、一億円でありまして前牛皮よりこれまた飛躍的に増加をいたしております。前年度は四千万円でございまして十万、二十万ではなくて、相当増強いたしておりますので、その点は御了解いただきたいと存じます。
これに加えて、寒冷地農業対策として、新たな施策を講ずることといたしております。 さらに、国土の総合開発につきましては、特定多目的ダム建設工事特別会計及び特定土地改良工事特別会計を新設して、ダム建設事業及び食糧増産対策事業を経済的・効率的に案施して、工事のすみやかな完成を期する道を開くことといたしたのでございます。
これに加えて、寒冷地農業対策として、新たな施策を講ずることといたしております。 さらに、国土の総合開発につきましては、特定多目的ダム建設工事特別会計及び特定土地改良工事特別会計を新たに設けまして、ダム建設事業及び食糧増産対策事業を経済的、効率的に実施して、工事のすみやかな完成を期する道を開くことといたしました。