1954-05-31 第19回国会 参議院 農林委員会 第48号
併し、割合に秩序が保たれている国においても、随分見ずらいようなことが裏街に行くと氾濫しておりますが、日本の現状においては、富籖がなくなつたが、今後は、とにかくあの植民地風景としてのパチンコとパンパンのこの詑しき街における姿と同じように、場外馬券に飛びついて行くところのこの裏長屋の群衆というものが、私は、何と言うか、植民地風景というものが非常に氾濫して来ると思うのです。
併し、割合に秩序が保たれている国においても、随分見ずらいようなことが裏街に行くと氾濫しておりますが、日本の現状においては、富籖がなくなつたが、今後は、とにかくあの植民地風景としてのパチンコとパンパンのこの詑しき街における姿と同じように、場外馬券に飛びついて行くところのこの裏長屋の群衆というものが、私は、何と言うか、植民地風景というものが非常に氾濫して来ると思うのです。
○政府委員(大坪藤市君) 御承知のように、日本におきまして、国家の意思といたしまして競馬を施行し、而も公然と富籖的なと申しますか、馬券の発売を許しまして競馬を施行するというようになりましたのは、大正十一年の旧競馬法からであります。
その民営に切替えまする理由といたしまして、競馬のような富籖的行為を伴うものは、国として直接みずからこれを施行しないで、適切なる団体にやらしたほうがいい。こういう意見が一つ出ているであります。つまり国は厳重に監督をする。併しながら行為そのものをみずからやらない。これが競馬を健全に発達せしめるのに都合がいいだろう。こういう一つの御意見であるのであります。
それはまあ昨日ちよつとほかの法案について御質問申上げたのですが、まあ我々電車に乗つて富籖定期預金なんか見ても随分おかしい。競輪を見るような気がするのですが、ああいうものは一体貯蓄精神だろうかということを僕も聞きたい。過渡時代だから仕方がないという意味ですか。
例えば率直に言うと、富籖で二百万円当つたものに税金を課けておるか、百万円当つたものに税金を課けてはない。これは國が金が要るからあれしたもので、当然だろうと思う。そういう意味で超過供出には課けるべきものでないと思う。課けた結果は段々悪くなつて、これは尚後で取らなかつた方がよかつたということになるだろうと思います。実はそういう氣がしておるわけなんです。
○國務大臣(池田勇人君) 富籖、宝籖の問題につきましてはお話の通り相当議論があつたのであります。施行の状況を見ますると、相当財源にもなり、そうして考えておつた程の弊害もないので、このまま続けて行きたいと考えております。これによりまする政府の收入は二十億くらいだつたと思います。
こういう項目があるわけでありますが、今日各種の富籖の類が多数現われておりますが、こうしたものを財源に当てることの可否については、以前から相当議論があつたことでありますが、今日ではこれが非常に寄與しておるわけであります。政府はこうしたものを將來続けて行く方針でおられるがどうか、これが一つの点であります。それから過去の財源としても実績はどういう状態であるか、この点も併せてお伺いいたします。
僥倖によつて富籖の百万円当り籖金に対しては税が免除されても、血の出るような早期供出や超過供出に対する僅かばかりの奬励金に課税されたり、(「その通り」と呼ぶ者あり、拍手)或いは又多額の赤字補償が他の鉱工業部門に出されたり出されんとしたり、更る又不正融資すら行われておるときに、農業部門に対しては、搾れるだけ搾るというあの徳川時代の政策が行われておることは、(「その通り」と呼ぶ者あり、拍手)何としても了解
そのうち一千万円は私の方から何とかしてやりたいと思つて、今度第四四半期で付けるつもりであつたのが、結局駄目になつて來年何とか考えなければならんと思つておりますが、後の一千万円の補充財源を捻出するために、府が年末府会で富籖の発行を決議しております。
用紙割当り、増配の請願(第一五五二号) 第四四一 龍角寺本修理費國庫補助の請願(第一五七八号) 第四四二 著作権確立に関する請願(第一六三六号) 第四四三 別府に国際観光港としての使節充実の請願(第一六五四号) 第四四四 映画館及び劇場の入場料統制撤廃の請願(第一七二三号) 第四四五 社会科学習指導書に用紙割当の請願(第一七七二号) 第四四六 奈良縣の國宝並びに重要美術品修理費及び維持費の財源として富籖発行許可
未曾有の敗戦に引続く連合軍の占領という、國民の曾て予期せざる精神的の衝撃によりまして、一時の放心虚脱状態は止むを得なかつたとは申せ、終戦後満三年を迎えんとする今日、而も連合軍最高司令部においてもあらゆる方面に亘り、自力更生による日本改造再建の設計と、これが実行に関する援助を與えられつつあるにも拘わらず、國民精神は以前として低調を免れず、すでに礼儀は失われ、法律は軽んぜられ朝には五十円を捨てて百万円の富籖
をなすことは國庫債務負担行為であり、國会の議決を要するものなるが、煙草「新生」賣出しに当り、國会の議決を経ずしてこれを実施したことは、國会を軽視した態度ではないかとの質疑に対し、政府委員より、煙草「新生」賣上不振に伴い何らかの非常対策を講じない限り、歳入に大なる欠陥を生ずる虞れがありましたので、可及的速かに國会の議決を経ることを前提として実施した次第でありますとの答弁があり、一委員より、最近各種の富籖
なお慈善興行(免税興行)を主催すること、あるいは富籖の發行を委員會がなし得るよう法律を改正したい。それから臨時資金調整法第十條ノ二によると、都道府縣は戰災復興その他の公共事業の資金を調達するために富籖を發行し得ることとなつております。
にこれがなりますると、七十萬以上も税金に取られてしまいますわけで、大局的に考えまして、このインフレのとき、特に當分の間は一つ百萬圓くらいの當籖金を出しても貯蓄の推進をいたしたいと考えておりまするので、これも各方面いろいろ議論もございましたのでありますが、當分の間所得税をこういつたものに關してはかけないということに、漸く政府部内及び關係方面との意見が纏まりまして、これも實は一月にもやはり引續き各種の富籖
然るにあれは富籖ばかりやつておる。そうして富籖で取つて來た金をどこへやるかというと、官吏の月給にする。その官吏の月給が又市場にばら撤かれるからどこまでも闇は続く。こう農民は言つておりますから、勧業銀行の富籖で集つた金を焼き捨てるならばいいのです。今日そういう紙幣を焼き捨ててまでも整理して行くのでなければ、決して健全財政にもなりつこないと私は思います。
あとまだ富籖の発行というようなことになりますと、法律の改正を要しますし、競馬等でもいろいろ問題がありますので、まだ根本的に解決いたしませんけれども、慈善切手というような問題は、御承知のようにやるということになつておりますが、今御指摘になりました点は、今後共同募金のごとき中央において処置さるべき一番大きな問題について、まだ未解決のままになつておるのであります。
富籖々々で、そうして人民が曰く、百姓が曰く、勸業銀行は農業銀行から富籖銀行に變つたのか。こう言うておりまするから、私はこの際に、若し今日わからんければ直ぐ調べて教えて貰いたいと思う。勸業銀行は冨籖によつて得たる金をどういうふうに使つたか。その使途を書いたものをこの委員會に提出して頂きたいと思います。
即ち富籖的な状況にかかつておると学者が説明するのであります 又第二には、これは差当り現行の制度について申しますると、現行の姦通罪の制度はこのままでよろしいかということが、すでに長く問題になつておるのであります。この現行の制度には一種の弊害が伴つておるということが唱えられておるのであります。
最前の議員が申しましたように、富籖をしても何をしても、その儲けた金はやはり貯蓄をする、貯蓄をして置いて、その貯蓄をした金を箪笥の引出しに入れて置かないでも、あの機關へ預けて置きさえすれば、いつでも引出すことができる、そうすれば、一方においては貯蓄の増強の目的は達成することができる、そうして貸出す金は、企業整備とか又は再建復興の役に立つのだからして、十分に金の目的は達すると存ずる次第でありますが、何とかこの
日本國民の實情を考えますと、一方においては物價がどんどんうなぎ登りに上るし、税金は上るし、必需物資の配給は少くて、實質賃金はどしどし下つておる状態の時に、徒らに貯蓄をせよ、貯蓄をせよと勸めて見ましても、國民がむしろ反感を持つたりして逆效果になると存じますので、この際は貯蓄を奬勵する手段として、むしろ逆の方法を用いまして、いわゆる國民の利已心に訴えるという方法が一番效果的だと存じますので、相當の利廻のいい富籖