1974-04-06 第72回国会 参議院 予算委員会第二分科会 第3号
しかし、それに対しても、五年間に百三十億を消化をしようというようなこういう取りきめは、これはもう三月三十日の閣議の了解の事項の中に付記をされておりますから御存じだろうと思いますけれども、あわせて、いまやはり先国会から継続になっております富士保全整備法の問題だとか、こういうようなものが、もうすべてこの県有地再使用とあわせて、自衛隊への使用転換という国側の目的のために、県の言い分といいますか、地元の思いつくままの
しかし、それに対しても、五年間に百三十億を消化をしようというようなこういう取りきめは、これはもう三月三十日の閣議の了解の事項の中に付記をされておりますから御存じだろうと思いますけれども、あわせて、いまやはり先国会から継続になっております富士保全整備法の問題だとか、こういうようなものが、もうすべてこの県有地再使用とあわせて、自衛隊への使用転換という国側の目的のために、県の言い分といいますか、地元の思いつくままの
○島本委員 それならば、富士保全整備法がいま出されようとしている。それに、安保条約に基づいて、あの膨大な富士破壊のための演習をそのまま認める。そして、限りなく大砲やその他の兵器をもって、演習という名で破壊する。それを認めながら、富士保全法というものを出されようとしている。破壊を認めながら環境保全はないだろうと思う。ここの点だけはどうしても合わない。
なお、最後の富士保全整備法の制定につきましては明日閣議決定をいたしまして、できるだけ早く今国会に提案をいたすべく予定いたしておるところでございます。
それから富士保全法だか富士保全整備法か法律の制定をする。こういうところがおもな内容だと、こう思うのですが、大体その覚書条項というものへの努力というものがいまどの程度になっておるのか、これをお聞きをいたしたいと思います。
第一の問題は、先ほどの答弁によりますというと、あす、この富士保全整備法が閣議決定を見ると、そうして国会に提案されると、こういうことを聞いたんでありますが、それは事実でございますか。
○上田哲君 政府は、山梨県知事との覚え書きに基づいて、県有地使用の代償として富士保全整備法なるものを今国会に提案するといわれておりますが、そのとおりでありますか。
○国務大臣(二階堂進君) この富士保全整備法という問題は、昨年の八月二十八日でありますか、私と山梨県知事と、それから前山梨県議会の議長小林さん、これは北富士演習場対策協議会長という名前で来られまして、そのときに取りきめをいたしたものであります。先ほど足鹿さんの話の中にもございましたこの富士保全整備法というのは、政府が申し上げた問題ではありません。