運営者 Bitlet 姉妹サービス
使い方 FAQ このサイトについて | login
11件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

  • 1

1993-05-19 第126回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号

第二に、戦後、我が国民主化の中で実施された農地改革は、土地を農民へという戦前からの不屈の闘いを引き継いで、寄生地主制を解体し創設されたのが自作農主義であり、みずから耕作しない者の農地取得は、個人であれ法人であれ認めないことを大原則として、我が国農業発展の基礎となってきました。

藤田スミ

1970-05-07 第63回国会 参議院 農林水産委員会 第16号

また、この改正により、流動化が現在より促進され、やみ小作合法化方向に向かうと考えられますし、他に雇用の機会も多いのでありますから、戦前のような高率小作料寄生地主制が発生する条件は、今日ではすでになくなっております。また、正常な農業経営にとって経営の圧迫とならない小作料水準が形成される条件は、この改正によりほぼ整い、今後一そう成熟していくと考えるのであります。  

亀井善彰

1969-06-24 第61回国会 衆議院 農林水産委員会 第40号

○斎藤(実)委員 これはいままでいろいろ論議されてきた問題でありますが、寄生地主制復活可能性がある、こういう議論もずいぶんあるわけですが、われわれはこの改正案では、賃借権小作料小作地の所有の制限等農地制度の根幹、これを農地流動化の視点から緩和しようとしているわけでありますが、政府は、寄生地主制度復活については、その心配がないのかどうか、われわれはもう一ぺんこの点を尋ねたいと思います。

斎藤実

1969-05-29 第61回国会 衆議院 農林水産委員会 第32号

問題は、私どもがこういう問題を考える場合に一番心配なのは、いわゆる寄生地主制が再び復活するのではないか、こういう問題にあるかと思います。しかし、今日のいろいろな経済情勢の中におきましては、私どもは、結論としては、大勢としてはそういう心配は今後ない、こういう認識に立っておるわけでございます。  

池田斉

1969-03-24 第61回国会 参議院 本会議 第12号

しかも、今日横行しているやみ小作料水準からすれば、小作料を自由化するのであるから、それは戦前寄生地主制と同様、農業委縮停滞させるおそれがはなはだ強いのであります。本改正案は、転落する人たちを顧みない階層分化促進法案であり、農業委縮停滞を来たすおそれの強い小作農創設法案であって、基本法農政の姿勢を根本的に反省すべきだと考えるのでありますが、この点について、まず総理の見解をお伺いしたい。  

矢山有作

1967-05-16 第55回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号

この高額な土地配分、高額の小作料、これが日本に再び戦前寄生地主制復活させるのではなかろうか、いまのうちにこれを禁圧せよという意見も一部にはございます。しかし、私、必じしもこういう意見には賛成いたしません。こういう高額小作料と昔の農地改革以前の寄生地主制と同一のものだとは思いません。

大島清

1966-02-25 第51回国会 参議院 農林水産委員会 第7号

もう現在は戦前のような寄生地主制といいますか、そういうふうなものも出てくる危険も少なくなった今日、農地法の規制を緩和して、大地主の発生を防ぐ必要だけに焦点をしぼった方向にいく法の改正を行ない、また同時に、地域によりましては土地利用区分を確定しまして、そうして農業区域や、やはり農業以外の土地利用を制限したほうがいいのだというふうに思います。

北條雋八

1965-05-27 第48回国会 参議院 本会議 第22号

戦前わが国農業を支配した寄生地主制は、一言にして言い尽くせば、大名の搾取を地主が横取りし、零細農の没落に乗じて耕地を兼併したものでありまして、旧地主は、農業発展に何ら寄与しなかっただけではなく、多額の現物小作料を収奪することによって、農村の民主化農業発展を抑圧するという、一種の社会悪をもたらす役割りを果たしてきたのであり、旧地主は、多かれ少なかれ、この忌まわしい役割りを演じた、にない手なのであります

渡辺勘吉

1961-03-01 第38回国会 参議院 本会議 第10号

今かりに、政府側の説明及び多くの論者の指摘するところを聞けば、かつての日本農業生産力を衰退せしめた最も大きな阻害要因であった寄生地主制は、農地改革によって田畑に関する限り打破され、さらに第二次農地改革によって自作農主義が確立せられて、わが国農業は、昭和二十五年より二十七年度における指数を一〇〇としてみた場合に、三十三年度現在で年率三・五%の成長を示しておるのであります。

千田正

  • 1