1967-05-16 第55回国会 参議院 法務委員会 第3号
第三は、職員の執務環境の改善及び人権擁護委員、保護司の実費弁償金の単価是正並びに矯正関係被容者の処遇改善等に必要な経費の増額でありますが、そのおもなものについて申し上げますと、 職員の執務環境の改善につきましては、各組織を通じまして、委員手当の単価是正二百三十五万八千円、非常勤職員手当の単価是正二百五十四万七千円、法務局出張所(四人庁以下)の渡し切り費につきまして単価是正二百七十万六千円、矯正関係職員特
第三は、職員の執務環境の改善及び人権擁護委員、保護司の実費弁償金の単価是正並びに矯正関係被容者の処遇改善等に必要な経費の増額でありますが、そのおもなものについて申し上げますと、 職員の執務環境の改善につきましては、各組織を通じまして、委員手当の単価是正二百三十五万八千円、非常勤職員手当の単価是正二百五十四万七千円、法務局出張所(四人庁以下)の渡し切り費につきまして単価是正二百七十万六千円、矯正関係職員特
二、刑務所、少年院、少年鑑別所及 び婦人補導院の収容者に対する処 遇改善の一環といたしまして、収 容者に給与するところの日用品の 単価の増額をはかりましたほか、 少年院については一日収容予定人 員で六百人、少年鑑別所で二百人 の収容増加を見込んでおりますの で、その人員増に伴う経費の増加 分等を含み五千二百万円の増額が なされております。
先ず拘置支所の拘置所への昇格のことから申しますと、小倉拘置支所は、その收容者が常時五百人を超え、而も安所であるために運営上少からず困難を伴つておりましたので、かねて拘置所として独立させるべく準備中でありましたが、施設のほうも漸く完備いたしましたので、この際ここの被告人及び被疑者の収容について一層円滑な運営を図りますため、支所を本所に昇格させることといたしたのであります。
○楠見義男君 それからもう一点、戰盲者の今までの收容者数はどのくらいなんでしようか。
もつとも法令により拘禁せられた者を奪取する罪、あるいはその逃走を器具を供して援助したり、あるいはその收容者を看守いたします者が逃走させたりいたします罪につきましては、法令の解釈上犯罪が成立すると考えられるのでございます。従来巣鴨プリズンにおきまして、連合軍のやつて参りました諸規則並びに慣例としましては、その逃走罪ということを定めていないのでございます。また逃走をした例もございません。
先ず、拘置支所の拘置所への昇格のことから申しますと、小倉拘置支所は、その收容者が常時五百人を越え、而も支所であるために運営上少なからず困難を伴つておりましたので、かねて拘置所として独立させるべく準備中でありましたが、施設のほうも漸く完備いたしましたので、この際の被告人及び被疑者の收容について一層円滑な運営を図りますため、本所に昇格させたいと思います。
それが大きな所になりますると、非常にそういうような問題が起きて参りますが、それを分所へ行きまして、本所と同じくらいの量を持つておりますものを分所のほうでやりますると、事務が自然に澁滯いたしますと同時に、そういうような施設におきましては、本当にその所について責任を以て管理し、收容者の保護もいたし、又規律も正すというものがありませんと、そこに実はいろいろ問題が起るのでございまして、私どもの経験によりますると
○楠見義男君 これは半分は質問、半分は我々の審議態度の問題になるのですが、実は行政機関職員定員増減理由説明書をこの前頂きまして、その中に少年犯罪が増加して、そうして收容者が増加するので、その増加に応ずるために少年院三カ所、小田原、宇都宮、榛名を新設する。
又運営につきましては收容者の立場を考えまして、こういうような場合が全く起らないようなことにいたしたいと考えておるのでございます。
本措置により收容された世帶数は、第一の方法により九千九百戸、第二の方法により五万六千戸に及びましたが、昭和二十四年以降、住宅事情もようやく安定に向い、收容者も減少の一途をたどり、現在は一千七百戸程度になりました。
○岡部常君 收容者、收容せられる人々の自治制度ということが従前とられておりまするし、或る程度において日本の刑務所におきましてもとられておる進歩的の制度だと私は思いますが、ましてこういう戰争犠牲者を扱う上につきましては恐らく自治制度が広く行われることと私は確信いたしまするが、その点につきましてどういうお考えがありますか。これも大体のところ、細かいところは、立法措置の点は又あとでお聞きします。
○国務大臣(大橋武夫君) 何分戰争犯罪人として收容されております人は一般刑務所の被收容者に比較いたしまして知識の程度も高く、又常識もある人たちが多いのでございまして、現在においてもそういう点を考慮せられまして所内の規律等につきましては自治的に運営せしめるような工夫が凝らされておるように聞いております。かような慣行は当然尊重いたして参りたいと思います。
従前監獄の名称が刑務所と変えられました際に、中の受刑者の呼名ということについては相当当局で考えられたことだと思うのでありますが、これは法律的の名称にはなつておらないようでありますが、受刑者と言うのも憚つて收容者と、まあ聞くところによりますと收容者は本当は国家で、入れられておる人は被收容者と言うのが本当のはずでありましようが、いつの間にか收容者、收容者と呼んで囚人とか、或いは受刑者という固い名前を避けて
その後名古屋の軍政部から視察に来られまして、工員宿舎に收容されておる約五十名の收容者の状況を見て、これは実にひどいではないか、こんな状況にして置いてはこれはいかん、而も炊事場、浴場などこんなことは以てのほかだ、早速これを是正せよ、特に職員の寄宿舎などもちやんと疊が敷いてあつて建具があるというのではなく、疊をそこに置いて住つておるというような状況でありましたために、早急にこれが改善を要求されました。
原因はどこにあるかというお尋ねでございますが、これはいつもそうなんでありますが、收容者を送還いたします日取りがきまり、船がきまつて参りますと、やはり日本に残りたいという連中も多数出て参りまして、何とかして残りたいという気持から、非常におちつきを失つて来る状態が起るわけであります。
第一に收容者のいろいろな連中を使いまして、それぞれ計画的にスパイ組織をつくつている。政治犯の隣室にはいろいろなものを入れて、それから情報を取寄せるとか、あるいはいろいろな形でこのスパイには自由を與え、特権を賦興する。そうして級をどんどん上げてやるというような待遇を與えて、独居拘禁者、あるいは患者、あるいは少しでも級が上り、自由な身になるという希望を巧みに利用してスパイ網をつくつている。
○政府委員(古橋浦四郎君) 成年も同様に殖えて参りまして、只今全部の検挙件数、犯罪件数についての統計は私持合しておりませんが、收容者の数で申上げますと、終戦前の昭和二十年に四万二千二百六十五名というものが全国の刑務所におつたのでございます。それ以前の数字は大体四万台から五万台を出たり入つたりしておつたのでございますが。
第三に、矯正保護局関係について申上げますと、本年一月末日における刑務所收容者は九万五千五百十九名でございまして、本年度工事完了のものを見込みましても、收容定員はようやく七万二千六百二十五名に過ぎず、なお可なりの過剩拘禁の状態であります。
ただいまのところ收容者総数は九万六千ないし七千というところを上下いたしております。月末にはちよつと下る例月の例であります。
しかしある反面には一收容所では二千名の收容者がいたそうですが、その中の四分の一の二百五十名が一箇年になくなつた。その死んだ者を裸にし、ふんどし一つにして、あの零下四十度というシベリアの野に山積みにしていた。残虐非道だと言つておる人がある。
愛媛県の母子收容施設は、これ又母子寮の数が極めて少く、收容中の者が四十三世帶、百五十九人、大分県においても收容者が百五世帶、三百二十人というような状態で、洩れておるものか非常に多い、何とかこの收容施設は今日の戰後における母子の窮迫状態に顧みて急いで頂きたい。かような切望が至るところから出ております。
しかも收容所にあてるか、收容所内の日本人捕虜個人にあてるかという問題につきましては、相当これに重要な意味がありますので、この「收容所」を「收容者に宛てて」と修正をしたいと思います。 さて次に六行目てありますが「亀沢富男君の証言によつて明かとなつた。」この「明か」の上に「ほぼ」をつけて「ほぼ明かとなつた」と修正をいたしたいのであります。
○原虎一君 一万名からの收容者がおつたのですが、あなた方三百名ぐらいが一番後まで残されたというのは、そこに何らかの……一番後に残されたということは、あなた自身がお考えになつて、何か理由があるのですか。ソ連側が勝手に人を決めてどんどん帰すのでありますか。一万名が何回くらいに別れて帰つておるのでありますか。その点を……。
○小泉証人 收容者の作業成績とか、それから思想動向等を報告することによつて帰還に影響を與える権限があるのだという意味の帰還についての権限を與える、そういうふうに解釈しておりました。