1953-11-07 第17回国会 衆議院 農林委員会 第8号
地方長官の命ぜられました家畜防疫委員が検診——検診方法も省令できめてありますが、それによりまして検診されまして、判定が病気ときまつたものが屠殺されるわけであります。
地方長官の命ぜられました家畜防疫委員が検診——検診方法も省令できめてありますが、それによりまして検診されまして、判定が病気ときまつたものが屠殺されるわけであります。
その外に更にこの衛生所の関係の下の機関としましては、開業獣医師その他に家畜伝染病予防法によりまして、家畜防疫委員という制度があります。それを任命いたしましてやることになつております。現在家畜防疫にそういうものは約四千名おります。大体ならしにいたしますと、一郡にこういうセンターがありまして、その下で大体七、八人の、そういうような家畜防疫委員がその下にある。
それからこれでく間が足りませんから、その場合には家畜防疫委員でその地方の者でやらさして、それから本部からも手伝いに行く、或いは突発事項につきましては、その管内から伝染病、或いは伝染病の疑いのあるものが出たならすぐとその衛生所において処置をして、知事の権限がありますから、知事の名においてできるわけです。
○山根政府委員 家畜防疫委員は、県知事が県の吏員、あるいは県の有力なる獣医師等に委嘱いたしておるわけでありまして、常時は、たとえば県の吏員であれば県庁で業務をとつておるわけであります。獣医師であれば、それぞれのみずからの職業に常時は従事しておるわけでありまして、当該村におる場合もありますが、あるいは県からわざわざ出張いたしましてこの検査に当る場合もあるかと思います。
○山根政府委員 病気にかかりました当該家畜を殺処分にする必要があるかどうかの判定は、家畜防疫委員が検査をいたしまして、検査の結果に基いて殺処分の要否を判定いたしております。