2020-03-26 第201回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
また、全く別の感染症ですが、同じく日本では、二〇一八年九月から本年三月まで豚熱が拡大、CSFが拡大し、家畜豚を十六万頭以上殺処分しております。日本で確認されているCSFとは異なり、感染防止のために有効な豚へのワクチンがなく、感染した豚の致死率はほぼ一〇〇%であり、さらに、CSFより病原性の強いのがASFであると認識をしております。
また、全く別の感染症ですが、同じく日本では、二〇一八年九月から本年三月まで豚熱が拡大、CSFが拡大し、家畜豚を十六万頭以上殺処分しております。日本で確認されているCSFとは異なり、感染防止のために有効な豚へのワクチンがなく、感染した豚の致死率はほぼ一〇〇%であり、さらに、CSFより病原性の強いのがASFであると認識をしております。
今まで輸入トウモロコシを食べていた家畜、豚や牛や鳥の餌が、ある部分が餌米に置きかわると、これは国産でございますので、輸入から国産に置きかわることによって、先ほどお話があったように、率が変わってくるという意味では、餌米を国内で生産して輸入のトウモロコシに代替していくということは、今委員がおっしゃるような一つの方向に沿っているもの、こういうふうに考えております。
中小家畜、豚、鶏等に関しましては、ある程度これはやむを得ない面があるかと思います。日本の国内にそういう農業を持っておくということは、いろんな意味で必要な面があるかと思います。しかし、元々草食家畜である牛等の大家畜についても、言わばほとんど外からの輸入された飼料に依存している。中小家畜にももちろん問題がないわけではございませんけれども、特に大家畜ですら土地から離れてしまった。
御承知のように、日本の畜産の中で既に中小家畜、豚とか鶏のように、えさは主として海外に依存するけれども、それを合理的に使って、この種のものは土地の制約が小そうございますから、合理化をしていくというようなものについては、物によってはEC並みに既に到達をしている。例えば卵なんか典型でございますが、そういうものがございますが、やはり一番自給力という面で大事であります。
この点は、先生も御承知のように、わが国の中小家畜、豚、鶏の類でございますが、これらはほとんど輸入によりますトウモロコシ、マイロ等の穀物を大量に消費していることは事実でございます。これらは非常に粗放的な大経営におきまして外国では生産されておりまして、トン当たりのコストにいたしましてもきわめて安い、こうしたものはわが国においていま直ちに生産が可能でないというのが今回の見通しの立場に立つわけであります。
ただし、国民の食生活から中小家畜——豚でありますとか、鶏でありますとか、そういうものは十年後には相当まだふえる可能性を持っておる。それに対するえさ、そのふえる分、それはどうしても国内生産は十年間の間に困難であると、こういうことでございますので、この分が相当ふえると。
これらの濃厚飼料を使いますのは、主としては中小家畜、豚なり鶏なりでございますが、大家畜につきましては、先ほど肉用牛について申し上げましたけれども、肉用牛のみならず、酪農につきましても、粗飼料の増産を草地開発なりあるいは既耕地の利用によりましてできるだけやるということによりまして粗飼料の給与率を高めるということは考えておりますが、養豚なり養鶏のための飼料につきましては濃厚飼料が大部分でございますので、
それから第三点のえさの問題でございますが、えさにつきましては、最近はえさの輸入量がふえているわけでございますが、特に中小家畜——豚鶏等が非常にふえました関係から、外国からの飼料の輸入がふえておるわけでございます。牛につきましては、御承知のように、これは草食性の動物でございますから、できるだけ草を食わしたほうが家畜の生理上からもいいわけでございます。
それから、約二万の青年の人たちが、ほんとうに一生懸命になって、信漁連のもとで、いわゆる過剰人口をどう収容するのか、あるいは前からの資源の枯渇に対して、増殖はさることながら、それを陸上においていかなる対策を持っていくのか、そうするとそこに副業の導入ということが必要なんだということで、最近婦人の手によって小家畜、豚とか鶏の飼育というものが非常にふえてきました。それは婦人の貯蓄の方につながっております。