1995-02-15 第132回国会 衆議院 厚生委員会 第3号
○岡光政府委員 いろいろ御指摘をいただきましたが、まず家族付き添いを装っていわばやみの付き添いがある、こういうふうな事例がありましたら、それは許すことはできませんので、適切な指導を行ってまいりたいと考えます。
○岡光政府委員 いろいろ御指摘をいただきましたが、まず家族付き添いを装っていわばやみの付き添いがある、こういうふうな事例がありましたら、それは許すことはできませんので、適切な指導を行ってまいりたいと考えます。
これまで申しましたように、現行の基準看護ですら付き添いをつけざるを得ない状況のもとで、条件整備をせずに制度としての付添看護を廃止すれば、家族付き添いなどの名目での付き添いが増加することは明らかです。この費用は全額患者負担となり、現在より患者負担はさらに増加することになります。
○諸橋参考人 自治体病院につきまして付添看護の実態でございますが、これは家族付き添いについては別であると思っております。
家族付き添いの場合にはそういうことも考えられるかもしれませんが、もう一つ別の考え方からしますと、基準看護承認病院で基準の最高は特二類ですね。特二類をとっているところでも付き添いがついていますね。国立病院でもついていますよ、調査した資料を私どもいただいておりますけれども。
しかも、そのやり方として、入院をするときに入院患者全員に家族付き添い願い書というものを全部まず頭から配っちゃう、頭からですね。そして、私たちが調査に行くとこれは家族だと、こう言われるわけですね。そうしますと、私たちはまさかあなたは家族ですか、家族でないですかと聞くわけにいかないんですね。
しかし、五人に約一人、しかも入院をするときに、いわゆる入院患者全員に対してもう家族付き添い願い書というものをまず配付をするなどというやり方についてどうですかと、こう聞いているんです。あなたの答えは全然ピントが外れている。私はそう聞いている。大臣、答えてください。
○政府委員(八木哲夫君) 私どもの調査でも入院患者数は五百七十九名でございますけれども、現在家族付き添いは九十名ということでございまして、家族の立場としてやはり付き添いたいというお気持ちもあろうと思いますし、患者の方も付き添ってもらいたいという気持ちもあろうと思いますので、これは看護力を補充するとか代替という意味ではなしの家族付き添いまで禁ずるということは、なかなかむずかしいのではないかというふうに
ただ、家族付き添いは認めている、それから御家族の気持ちとして最愛の肉親が入院されたという際に、せめて一緒に付き添ってやりたいという気持ちから家族付き添いのかわりにということもあるかもしれませんけれども、私どもは基準看護病院は、特に特二の場合には、先ほど申し上げましたように十分その点はやっていけるはずであるというふうに考えております。
その付き添いさんの中には家族付き添いが圧倒的に多うございます。職業付き添いという数は家族付き添いに比べれば五分の一くらいの数ですから。家族は無料でやるでしょうけれども、問題は職業付き添いの方の問題になるわけなんです。 いま一つの問題は、金額の問題だけでなくて、こういうふうに付き添いをつけている病院が公的病院であるのですね。公的病院であって、しかもそれらの病院は全部基準看護承認病院です。
ただこの入院希望者が少ない理由といたしまして、いろいろと家族、付き添いの問題があるようなことを実は聞いておる次第でございます。
なお、三池炭鉱労働組合からは、労災病院で認められているように、入院患者に対する家族付き添いを認めてもらいたい等の陳情がありました。