1956-09-11 第24回国会 衆議院 法務委員会閉会中審査小委員会 第3号
しかしながら、審査の際において、芸術性、商業性というものにはわれわれはタッチしないという考え方で審査を始めているのでありますから、そういうものに左右されては困るというので、直ちにその翌々の審査におきまして、性行動と性倫理、暴力行使、家庭秩序の尊重ということにとにかく重点をかけようではないか、——もちろん「太陽の季節」も「処刑の部屋」も「狂った果実」も青少年に見ていただいては困るということを打ち出してはあるのでございますけれども