1953-10-20 第16回国会 参議院 建設委員会 閉会後第5号
併し御指摘になりましたように、薪炭林は農山村の自家用の薪とか木炭、或いはその他一般家庭用燃料等の源泉でもございますし、又薪炭林の所有そのものが比較的零細な所有の関係もございます。それでこれはそのまま掛け声だけではなかなか人工林に転換は効きません、御指摘の通りでございます。
併し御指摘になりましたように、薪炭林は農山村の自家用の薪とか木炭、或いはその他一般家庭用燃料等の源泉でもございますし、又薪炭林の所有そのものが比較的零細な所有の関係もございます。それでこれはそのまま掛け声だけではなかなか人工林に転換は効きません、御指摘の通りでございます。
しかしなから、現在石炭、コークスにつきましては、從來直賣という機構によつて行つておりますがために、家庭用燃料等の配給につきまして、いわゆる配炭公團が末端までの配給を負擔していくということは、事實上も無理でありますし、私どもといたしましても、これらの家庭燃料の配給につきましては、十分その取扱業者を活用してまいりたいというふうに考えておる次第であります。