2006-01-31 第164回国会 衆議院 環境委員会 第2号
さらには、このアスベストが含まれる家庭用廃棄物等のこれからの処分の仕方、そこら辺も、さまざまな自治体や家庭に向けてもまだまだ周知が足りないというふうに思いますが、これからどのように周知徹底をなされていくのか、また今までの反省事項も含めてお願いをしたいと思います。
さらには、このアスベストが含まれる家庭用廃棄物等のこれからの処分の仕方、そこら辺も、さまざまな自治体や家庭に向けてもまだまだ周知が足りないというふうに思いますが、これからどのように周知徹底をなされていくのか、また今までの反省事項も含めてお願いをしたいと思います。
ところが、現在の状況を考えますと、これは私なりの考え、私はまた粗っぽい考えでありますけれども、先ほど申し上げましたように一般家庭用廃棄物だけで年間約一兆八千億円の金を使っておるんですが、目方にして一日十三万トン、それからその約七倍と言われるような産業廃棄物があるわけです。それらのものをトータルしますと、仮にそれを全廃したとするとどれぐらいのGNPが減るかということなんです。よくわかりません。
今、我が国で一般家庭用廃棄物は、聞くところによりますと、一人一日平均一キロ強、したがって全国で一日約十三万トンという家庭用一般廃棄物がある、こう言われております。この埋め立てあるいは焼却等の処理に要する費用は、トン当たり四万円だと言われておりますから、驚くなかれ一日約五十二億円を要しておる。
私は最後に、時間が参りましたので伺いますけれども、最近の廃棄物の増加はすさまじいものがございまして、産業廃棄物、産業系一般廃棄物、これが台所から出る家庭用廃棄物の処理まで圧迫しているという状況がございまして、しかも東京首都圏の廃棄物の最終処理場がだんだん関東から東北方面へ北上しているという状況がございます。この実態データについて統計的に調べている状況がありましたらお示しいただきたいと思います。
そしてそれを実際に運用してまいります場合に、家庭用廃棄物については完全に市町村が従来と同じ体係をとっていっていただかなくてはなりませんし、同時に都市廃棄物あるいは産業廃棄物、いわゆる粗大ごみについても基本的には同じことであります。しかし、実際上それだけでは処理し切れない、対処し切れないものについて広域的な処理体制を考えてまいりたい、このように考えております。