1996-04-11 第136回国会 参議院 建設委員会 第8号
そういたしますと、下水道施設も十二分にない、上水道を引くのがやっとだというような段階で、放流同意金という、家庭浄化槽の処理水を放流するときに土地改良区の水利組合にお金を払って現実に対応するということが起こっております。回ったところでは、香川では讃岐うどんとかハーブとか新しい事業としてやっているようなところが月に百五十万円払わなければいけなかったりする。
そういたしますと、下水道施設も十二分にない、上水道を引くのがやっとだというような段階で、放流同意金という、家庭浄化槽の処理水を放流するときに土地改良区の水利組合にお金を払って現実に対応するということが起こっております。回ったところでは、香川では讃岐うどんとかハーブとか新しい事業としてやっているようなところが月に百五十万円払わなければいけなかったりする。
次に、生活排水の取り扱いについてでございますが、下水道が整備されていない地区におきましては、家庭の生活排水のうちトイレからのし尿については、これは家庭浄化槽や処理施設での処理が義務づけられているわけでございます。台所とかふろ、それから洗濯、こうしたものから出るところの生活排水については、原則として規制がないわけでございます。
それから、家庭浄化槽で曝気式の浄化槽ですと電気で泡を入れますね。あれは電気代がかかるというので、倹約をしてときどき停電をさせている。ときどきじゃなくて停電をさせつ放しというところがあるようであります。 それから、年一回浄化槽から沈殿物を取るということになっていますけれども、取らないのがほとんどだということが指摘されております。
し尿も最近は家庭浄化槽などができておりまして、厚生省を呼んでおりませんから私申し上げませんが、ぽつらぽつら一軒、二軒のうちはよろしゅうございますけれども、浄化槽の清掃を年一回義務づけている。