2009-04-24 第171回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第5号
我が国は、昭和三十九年、一九六四年に文部省が家庭教育学級を開設したのが初めてでございます。それから予算も組まれて各地で普及しましたけれども、その成果が上がらずにいろいろな問題を続出しているのが今日の状況でございます。 いろいろなところでいろいろなことが言われていますけれども、子育てというのは、理屈ではどうにもならないということなんですね。
我が国は、昭和三十九年、一九六四年に文部省が家庭教育学級を開設したのが初めてでございます。それから予算も組まれて各地で普及しましたけれども、その成果が上がらずにいろいろな問題を続出しているのが今日の状況でございます。 いろいろなところでいろいろなことが言われていますけれども、子育てというのは、理屈ではどうにもならないということなんですね。
○川越参考人 先ほど申し上げましたように、昭和三十九年に家庭教育学級というのはつくってくだすっているんですね。今もあると思うんですね。ですけれども、それが本当に運用されていないのが現実だと思います、昔はよく家庭教育学級の講師にも年間百八十回ぐらい行ったのに、今はほとんどありませんから。
その上で、この家庭教育支援チームと家庭教育学級の連携、これは大きくこの家庭の学びが進む一つのきっかけになると思うんですね。 私もいろんな学校の家庭教育学級に講師としてお邪魔しましたが、そのときに必ずささやかれる言葉は、近年、予算がそこに減らされてきていて、講師も呼べない状況なんですと。だから、結果的に、集まってみんなで話し合って終わりという形。
○政府参考人(加茂川幸夫君) 委員御指摘のように、様々な機会をとらえて家庭教育に関する学習機会、家庭教育学級等の名称で呼ばれておりますが、そういう機会が提供されることは大変重要だと私どもは考えております。
どうしてこの質問をしたのかというと、実は各地域でもいろんな差異がありますけれども、家庭教育学級というものがあります。地域によっては小学校単位で、生徒が授業をしている間に体育館に集まって様々なことを学ぶあるいは公民館の講座として学ぶという機会、これは実は地域によって物すごい差があるんですね。 この辺について、家庭教育学級がどのように行われているか、現状認識を是非お尋ねしたいと思います。
本校は余裕教室が幾つかございますので、家庭教育学級を今学校の中で開いております。いろいろな親御さんに来ていただいて、中学生が幼児たちと触れ合ったりとか、そういったことの取り組みも社会教育課と連携しながら今やらせていただいているところでございます。そういったことで学校が地域と連携しながらやっていけるのではないかな、このように思っております。
何をしたかといいますと、家庭教育学級、青年学級、婦人学級で家庭をテーマに学習をしたのであります。何よりも地域全体で取り組んだのが、飲酒運転をしないことと地区民運動会でした。
そうすると、あそこはアドボカシーという思想で語られていますけれども、権利の代行というかしら、そうしたら、例えばバスを仕立てて、市の福祉の、何か家庭教育学級か何かが夜の、日曜日の夜の十二時でも行くと、その時間しか空いていないと言えば行っちゃうというところまで徹底しています。
そのときは、家庭教育の本来のあり方というものを十分に考えた上で行政が一体どこまでできるかというのを緻密にその局長が議論をされて、そして家庭教育学級でありますとか幾つかの施策が始まったわけでございますが、今回この法律案におきまして、家庭教育についての支援の方策が社会教育法の中に組み込まれようとしておりますことに私は深い感慨を覚えるところでございます。
それから、子育て講座のお話もこの前ございましたけれども、今、保健所とかいろいろな家庭教育学級とか、私も経験しているんですけれども、これも一回こっきりで終わっちゃうんですね。ですから、やはり地域の中でネットワークをつくっていくためのまず最初の集まりだというような位置づけで、継続的に動けるようなシステムづくりのための一歩という形でとらえてプログラムを組み立てていただきたいなというふうに思います。
今日まで行政が提供してきた、例えば家庭教育学級、講座というようなものは、結局は、参加者を募集して、子育てや家庭教育に興味や関心を持って、時間的に余裕のある親しか参加してこなかったのが実情であると思います。いわば、善良な親のみを対象として学習の機会が用意されていると言っても決して過言ではないと思います。 問題は、このような学習の場へ出てこない親に対してどう対処するのか、この点であると思います。
そうしたら、文部省の指導によって家庭教育学級というようなシステムがあるんですよ。それで一生懸命やった、やりましたと言うんですよ。ほとんど改善されないんですね。今でも恐らく文部省はやっているんだろうと、その前の文部省ですが、やっているんだろうと思うんですよ。ところが、全然それが見えないと私は思っているんです。実質的に文部省が考えている家庭教育学級などというふうなやり方は、もう不十分ではないか。
これをテキストとして、公民館を初めとする地域の家庭教育学級とかPTAの指導者研修会とか、職場におきます家庭教育出前講座とか、保健所職員、民生・児童委員の研修等においても積極的に活用していただいているところであります。
これは、非常に家庭教育のしつけのあり方とかそういうことにつきましてわかりやすく解説していますほかに、家庭教育に役立つ情報の提供等を行いまして、親の子育てについての不安の解消に役立つ内容となっているわけでございまして、個々の家庭で利用いただいていますほかに、公民館を初めとしました地域の家庭教育学級とかPTAの研修会とか保健所職員の研修とか民生児童委員の研修等においても、まだまだ十分ではないと思っておりますけれども
また市町村におきましては、家庭教育学級の開設など、子供の発達段階に応じた親に対する学習機会の提供を行っておりますほか、都道府県におきましても、親子のきずなが一層深まることを期待して親子の共同体験の機会を設けたり、あるいは家庭教育における父親の役割の重要性を再認識してもらうための事業などを展開しております。 また、今先生から、親が悩んでいる、苦しんでいる、こういうお話がございました。
文部省といたしましては、市町村に対する補助事業として、働く親のための家庭教育学級という学習機会の整備充実とか、都道府県への補助事業といたしまして家庭教育充実事業による相談体制の整備充実に努めてまいりますとともに、父親のための家庭教育振興策についても平成三年度から幾つかの地方自治体に委嘱して研究を行っているところでございます。
それで結局、例えて言えば、C町に例をとれば、婦人学級で二十万、家庭教育学級で四十万、青少年健全育成PTA活動で十万、それから高齢者の生きがい促進総合事業で三十五万、これを合わせでちょうど百五万になるわけです。ですから、これは約束どおり百万円以下はもうなくしましたと、こういうことになるんですが、中身を見たら一つも変わっておらぬのです。これでは結局何にもなっていないじゃないか。
家庭教育学級そのものは参加者が全体で百五十万人を超える規模でございますが、明日の親のための学級につきましても、徐々にではございますけれども、ふえてきている状況でございます。 それから、親子スポーツでございますが、これも昭和五十八年度から実施いたしておりまして、着実に伸びてきているわけでございます。
○齊藤(尚)政府委員 先生が御指摘のように、家庭の機能が子供にとって大変低下してきているという問題がございまして、文部省としては、家庭教育学級等の学習の機会の提供、資料その他の情報の提供、そして相談、この三つの柱で家庭教育の充実策を講じているところであるわけでございます。つい最近も、家庭教育のための、指針というよりも勉強するための資料としての指導書を発行したところでございます。
また、御指摘の家庭教育の問題でございますが、いわゆる共働きの家庭を含めまして家庭教育の振興、充実に努めているところでございますが、従来から行っておりました家庭教育学級に加えまして、昭和六十一年度からは働く親のための家庭教育学級、そういう開設につきまして市町村に補助をするというようなことで、家庭教育の充実策につきましても前進をさせたいと考えているところでございます。
○説明員(前田瑞枝君) 文部省におきましては、社会教育施策の中で従来から婦人学級、家庭教育学級、国立婦人教育会館の事業などの学習機会を通じまして固定的な男女の役割分担意識に基づく社会的慣習の払拭を図ってきたところでございます。本年は「国連婦人の十年」最終年であることをも考慮いたしまして、全都道府県にわたって婦人問題を学習する婦人学級を開設するため婦人学級を拡充したところでございます。
家庭教育学級につきましては婦人学級とほぼ同数の人数が参加いたしておりまして、学級数は婦人学級よりも若干下回っております。
例えば何々学級補助金、家庭教育学級補助金とか、私どもの町は小さいですから額も少ないです、十万円ぐらい。あるいは青少年地域活動補助金十万円とか、そういう五万や十万円の補助金が国の補助という中で生きるよりも、それは交付金なりのような形の中で組みかえられるような姿勢があれば、もっともっと地方の英知がすばらしく伸びるときが来るだろう、私はこんなように思うからでございます。 以上であります。
そういう中で、次の時代を担う子供をどう健全に育成するかというのが我々に課せられた課題だというふうに認識をいたしておるわけでありまして、その意味で、家庭教育学級の開設や家庭教育相談事業を奨励すること等を通じまして、家庭の教育機能を活性化して、そして、社会は変化してまいりましたけれども、乳幼児はきちっと健全に育てていく、こういうことがなされるように、私どもは真剣に取り組んでいきたい、こう考えている次第でございます
○高石政府委員 実は、社会教育局長時代に社会教育の場でいろいろなことをやっていたわけでございますが、その中で、子供たち、乳幼児、そういう者に対する教育を乳幼児学級、家庭教育学級、そういう形で展開してきたわけです。ところが、実際上、学級を展開してまいりますと、出てくる親たちはまだいい。出てこれない親たちがたくさんいる。その親たちに実は問題が多いということを発見したわけでございます。
○高石政府委員 これはまず、婦人学級とか家庭教育学級になりますと、どうしても女親を中心にというように考えがちでございましたので、この「明日の親のための学級」は男も女も対象にしていきたい、そして子供を持つ前にそうした教育の機会を与えたい、こういう発想でございます。したがいまして、結婚してまだ子供を持つ前の親、そして子供を既に妊娠した両方の男女が、一緒にいろいろなプログラムの授業を受ける。
家庭教育に対する援助あるいは支援の施策でございますが、そういう家庭教育の性格から見て、家庭教育そのものに介入をしていくことは困難でございますけれども、可能な限りその施策を推進しているわけでございますが、三十ページの四行目のところに、行政の任務として家庭教育学級・講座などの親に対する学習の機会の拡充、その他の指摘がなされておるわけでございます。