1975-03-13 第75回国会 参議院 社会労働委員会 第4号
実は家内労働等の関係につきましては別途家内労働法等がございますし、それ以外の文字どおり一人でおやりになっている方はこの法律には入らないわけですが、先生御指摘のような確かに問題といいますか、姿勢が必要だとは思いますが、この法律にはいまのところ入っておりません。
実は家内労働等の関係につきましては別途家内労働法等がございますし、それ以外の文字どおり一人でおやりになっている方はこの法律には入らないわけですが、先生御指摘のような確かに問題といいますか、姿勢が必要だとは思いますが、この法律にはいまのところ入っておりません。
と同時に、まあ仕事を家庭に持ち込んでする、これは好ましい状態ではないと思うのでございますが、非常にそういう事態があるとするならば、家内労働法等の実施によりまして、劣悪な条件になることのないような対策を進めていかなければならないというように考えておるわけでございます。
○西堀政府委員 第二十六号条約は、その名の示すとおり、最低賃金決定制度の創設に関する条約でございまして、この条約に規定されておりますところの最低賃金決定制度に関する原則は、わが国内法に関します限り、最低賃金法それから家内労働法等によってすべて満たされております。したがって、新たな国内立法措置をとることなく、本条約の御承認を経ましたならば批准するものと考えております。
これに対しまして、大臣から申し上げましたように、家庭の中で就業するということのための条件整備も考えまして、家内労働法等によりましてそれらの就業の条件を改善してまいるとともに、また、家庭婦人が家の外に出て職場に通って働くことのための援助もしてまいりたい。
それで特に私のほうの業界の中で、中核的な分子、業界にいろいろ大小中あるわけでございますが、先ほど家内労働法等の問題でいろいろ御指摘がありましたような、まあいわば家族工業というふうなものは、これは一応別といたしまして、一応企業として成り立っている中核の企業が、実はいま一番困っている。片や労働問題、いろいろな資金計画にいたしましても相当あるわけでございます。
また、家内労働法の制定につきましても、これは先生御承知のとおり、今国会におきまして、家内労働審議会の設置をすでに両院とも御可決をいただいておりますので、この審議会を早急に発足いたさせまして、できるだけすみやかに立法措置その他についての御審議を願いまして、これまたその御意見を十分尊重して、なるべくすみやかに家内労働法等の制定もできるように、積極的に私どもは取り組んでまいりたい、かように考えておる次第でございます
したがって、この審議会が発足ができますならば、さらに詳しく御検討いただいた上で、家内労働法等も将来はぜひつくってまいりたい、かように目下考えておるところでございます。
なお、対米貿易に関する恒久方策としては、家内工業における極端な低賃金をただ一つの武器とする飢餓輸出麦るいは出血受注、雑貨の投げ売り競争、こういう貿易並びに産業構造を改め、中小企業と下請産業の特色を生かしつつも、逐次、高級雑貨、精密工業、機械類の輸出増進に努めなければならないと思うのであるが、それにつけても最低賃金制の名に値する最低賃金法、家内労働法等の制定によって、わが国の経済構造と社会秩序を近代化
そういうことを考えた場合に、こういう労働市場をはっきりさせるためにも、あるいは家内労働という形でまことに悲惨な条件のもとに働いておるこういう零細な労働者、家内労働者、こういう人たちの賃金水準、あるいは作業条件、労働条件等のためにも、この際、家内労働法等の制定というものは当然とり上げられてしかるべき問題だと思うわけですが、この点について労働大臣はどのようにお考えになっておられましようか。