1984-04-12 第101回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
○田中説明員 生育の不十分な造林地問題につきましては、五十二年以来いろいろと国会でも御論議をいただいたわけでございますけれども、私ども五十八年度までに、当時のそういう造林につきましては、保育、改植その他の手だてを尽くしまして、現在では、一部カモシカの激害地等におきましては、さいの河原と申しますか、根絶のできない獣害の継続するところがございますが、そういうところが約千六百ヘクタールぐらい残っておりますけれども
○田中説明員 生育の不十分な造林地問題につきましては、五十二年以来いろいろと国会でも御論議をいただいたわけでございますけれども、私ども五十八年度までに、当時のそういう造林につきましては、保育、改植その他の手だてを尽くしまして、現在では、一部カモシカの激害地等におきましては、さいの河原と申しますか、根絶のできない獣害の継続するところがございますが、そういうところが約千六百ヘクタールぐらい残っておりますけれども
さらに微害地等におきましては、一カ年でおおむね終息型になり得るという実験データを持っております。」と、これは政府が言っているんですよ。
○政府委員(藍原義邦君) 私どもがいままでやりました実験結果から、被害を受けております松林を激害地、あるいは中害地、微害地等に分けてみますと、激害地につきましては大体三年、それから中害地は二年、微害地は一年で終息型の微害、すなわち、大体その松林で一%未満の被害程度に抑えることができるという治験を得ております。