1968-09-03 第59回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第3号
もう宮澤長官自身も、とても四・八でおさまるということはお考えになっていないと思う。しかし、一応努力目標ということは最後までおそらく変えられぬと思うので、これはおそらく論争点のままで結果を待たざるを得ないと思うのです。ただ問題は、消費者米価の値上がりをこの四・八に入れていなかった、これはたいへん大きな問題だと思う。同時にその波及効果ということが非常に大きい。
もう宮澤長官自身も、とても四・八でおさまるということはお考えになっていないと思う。しかし、一応努力目標ということは最後までおそらく変えられぬと思うので、これはおそらく論争点のままで結果を待たざるを得ないと思うのです。ただ問題は、消費者米価の値上がりをこの四・八に入れていなかった、これはたいへん大きな問題だと思う。同時にその波及効果ということが非常に大きい。
その後宮澤長官自身その意思のないことを言明されましたが、その後のわが国をめぐる経済情勢は内外ともにきびしいものがあります。御存じのように、過日、イギリスにおいては一九六八年の予算案を発表いたしましたが、これは、国際収支の大幅改善を最優先させたもので、国民にきびしい耐乏生活を求めた超緊縮予算となっております。
一体経済企画庁は、本年度の物価の上昇がどの程度にとどまると思っておられるのか、また、おそらく宮澤長官自身も御存じだと思いますが、銀行筋が発表する数字となぜ食い違うのか、こういう点についてどのような見解をお持ちになっておるか、これをまず最初にお伺いしたい。