1992-04-09 第123回国会 参議院 本会議 第9号
また、共和事件では、宮澤派元事務総長阿部文男君が収賄容疑で逮捕されたのに続き、塩崎元総務庁長官、鈴木元総理の事件への関与が衆議院予算委員会での証人喚問及び参考人招致によっていよいよ明白となり、宮澤派ぐるみの構造汚職の疑惑がますます深まったと言わなければなりません。
また、共和事件では、宮澤派元事務総長阿部文男君が収賄容疑で逮捕されたのに続き、塩崎元総務庁長官、鈴木元総理の事件への関与が衆議院予算委員会での証人喚問及び参考人招致によっていよいよ明白となり、宮澤派ぐるみの構造汚職の疑惑がますます深まったと言わなければなりません。
共和事件では、宮澤派元事務総長阿部文男代議士が収賄容疑で逮捕されたのに続き、塩崎元総務庁長官・鈴木元総理の事件への関与が、衆議院予算委員会での証人喚問、参考人招致によって明白となり、宮澤派ぐるみの構造汚職の疑惑がますます深まったのであります。
ということは、この予算委員会の質疑の中で、共和疑惑については宏池会、総理御自身の宮澤派ぐるみの重大な疑惑に発展してきているのではないかというふうに言われていますね。それから、宮澤総理御自身のリクルート疑惑の三点セットも、証人喚問はまだ実現しておりません。そして、したがってリクルート汚染の疑惑が常について回っているというふうに、そういうふうに考えられます。
大変大きな事実が食い違うわけでございますが、どうしても阿部さんを呼ばなければこの事実は明らかにならないわけでございますが、こういった今贈収賄事件で問題になっている九千万円ですか、九千万円以外の、宮澤派ぐるみではないかという疑惑に直結する、そういったお金について、この国会の場で阿部さんに証言させるのが最も国民の前に事実を明らかにするのではなかろうかと思うわけです。
傾向を同じくする人間が派閥に集まるというようなことでございましたが、今回の共和事件は宮澤派ぐるみの事件ではないかという疑惑を国民が持っているわけでございます。 といいますのは、私は、共和事件との関係が、客観的に、づまり花輪を贈ったとかパーティーに出たとか共和の関係者がお金を配ったと供述しているとか、そういうようなものをもとにどういう議員が挙がってきているかを数えましたところ、十一名おられました。
しかも、この共和事件には他に複数の宮澤派の最高幹部がかかわっていたとの報道もなされており、それはまさに宮澤派ぐるみの汚染と言われてもいたし方ありますまい。 昨年八月、ゴルバチョフ失脚を意図したクーデターが起こったとき、それら側近を登用したゴルバチョフ氏の責任が内外から厳しく糾弾されたことは御承知のとおりでありますが、宮澤総理自身もまさに同様の責任を免れるものではありません。