1993-01-26 第126回国会 衆議院 本会議 第3号
しかし、宮澤内閣発足後今日まで、景気は低迷したまま、また佐川問題の解明には積極性を欠くなど、期待は全く裏切られたのであります。これは私だけでなく、多くの国民からも失望と不信を買ったのではないでしょうか。
しかし、宮澤内閣発足後今日まで、景気は低迷したまま、また佐川問題の解明には積極性を欠くなど、期待は全く裏切られたのであります。これは私だけでなく、多くの国民からも失望と不信を買ったのではないでしょうか。
○山花委員 さて、宮澤内閣発足して一年たちました。この一年間の宮澤内閣の実績について検証しなければならないときだと思っています。 総理は昨年十一月八日、所信表明におきまして、何百年に一度という大きな変化の時代である、我が国の進路に誤りなきを期したい、こうお述べになったことについては御記憶だと思います。幾つかキャッチフレーズもありましたね。
殊に、私は宮澤内閣の閣僚の一人としてあえて申し上げますけれども、宮澤内閣が誕生して、宮澤内閣の大きな政策課題として生活大国を目指そう、そのためには時間短縮というものが非常に大きな社なのだということを宮澤内閣発足以来申し上げておりまして、予算委員会でも、今国会の予算委員会ほど時短に対して衆参両院を通じて御熱心な御討議があったことはなかったと思います。
宮澤内閣発足から五カ月余りが経過いたしました。発足当初の宮澤内閣へのある種の待望論や本格政権論は今や完全に消え去り、日本列島は宮澤内閣への大きな失望感に包まれております。発足当時の五〇%を超えた支持率は、最近のマスコミの調査によれば、宮澤総理の実行力と調整能力の欠如を理由にわずか二二%へと急落し、不支持は七〇%近くに達し、まさに政権の末期的状況に近づいていると言えます。
また、国内においては、宮澤内閣発足当初は、本格政権とか、みずから決断する実行力のある内閣といったふれ込みでありましたが、相次ぐ政治汚職や疑惑が発覚し、しかも、共和事件では、あなたの率いる派閥ぐるみの汚職構造ではないかとの疑惑が持たれているのであります。さらに、御自身のリクルート疑惑の解明もなされたいまま現在に至っており、国民の政治不信は高まるばかりであります。
宮澤内閣発足当時の、本格政権とか、総理御自身のみずから決断し実行力ある内閣といったせりふが最近は色あせ、かつてあった宮澤政権待望論が失望へと変わった感があります。世論調査でも、発足当初は支持率五四%で田中内閣に次ぐ歴代二位の高い支持率を得ておりましだが、昨年末の調査では支持率と不支持率が三七%と相半ばするほど短期間で低下しております。
宮澤内閣発足後、初の通常国会、それをまたもや政治家の倫理問題に対する責任追及で始めなければならないことは、私自身、まことに残念であります。思えば、このような繰り返しかこの間の国政上の重大事に対する国会審議を妨げてきたのであり、この繰り返しを断ち切ることが火急焦眉の課題となっていることを、まず申し上げておきたいのであります。
(拍手) 第三に、私は宮澤内閣発足一カ月を見るにつけ、詩人ニーチェの「生に対する歴史の利害」の中の「時には歴史を忘れることが必要だ」の一節を思い出します。「歴史を忘れないと過去に支配され、自由に生きることが出来ない。だから自由に創造的に生きるには、歴史を忘れ、過去を忘れて生きることが必要だ」という論文であります。
宮澤内閣発足後初の参議院予算委員会の開会でありますので、委員長から大臣及び政府委員各位にあらかじめ申し上げます。 御承知のとおり、当委員会の表示時間は質疑者の質疑のみの時間であり、これに答弁を加えた質疑の所要時間は表示時間のおおむね三倍とみなして日程を組んでおります。したがいまして、答弁者各位は簡潔かつ明瞭に御答弁をお願いいたします。 それでは、これより質疑を行います。佐藤三吾君。
ですから、宮澤内閣発足の直後に行われたマスコミ、新聞の世論調査でも、問題ありというのが六四%もある。私は、そういう点でこの国会は、問題ありと国民が出しているこの問題を解明して、全部明らかにしなきゃならぬ、これが国会に課せられた責務であり、国民に対する果たさなければならない国会の義務だと思うのですね。
総理、宮澤内閣発足後、この問題に取り組む姿勢が急速に後退したのではないかという不信感を多くの国民が抱いております。総理の不透明な発言もさることながら、所信表明に「米の自給」なる文言が歴代内閣以来初めて消えました。重大な動きと受けとめたい。したがって、以下、私の質問に明快なる答弁を求めます。 ガット・ウルグアイ・ラウンド交渉は、いよいよ大詰めを迎えております。