1948-08-23 第2回国会 衆議院 不当財産取引調査特別委員会 第48号
○中野(四)委員 どうも当時の混乱状態からいえば、ごもつともだと思いますけれども、軍需物資の処理ということは容易ならぬ問題ですから、特にあの当時の軍の軋轢、地方々々に起つた軍隊内の軋轢、あるいは解散によるところの動搖、こういうものを処理しなければならぬために、東久邇宮という宮樣を内閣総理大臣に迎えたということは、一應了承できる、從つてその大命降下する目的から言つても、少くとも当時兵器を除いた軍需物資
○中野(四)委員 どうも当時の混乱状態からいえば、ごもつともだと思いますけれども、軍需物資の処理ということは容易ならぬ問題ですから、特にあの当時の軍の軋轢、地方々々に起つた軍隊内の軋轢、あるいは解散によるところの動搖、こういうものを処理しなければならぬために、東久邇宮という宮樣を内閣総理大臣に迎えたということは、一應了承できる、從つてその大命降下する目的から言つても、少くとも当時兵器を除いた軍需物資
○幣原證人 前内閣の東久邇宮樣から私に対して引継があつたかというお問いに対しましては、そういう引継はなかつたのであります。この問題について何も関心がなかつたかと仰せられると、それはだれでも日本人として関心をもつのは当り前でおります。電車の中でも何でもそういう話をしておつた。
○來馬琢道君 シヤム國へ私が参つたときに、伏見宮殿下が御名代でお出でになり、そういうときに宮樣に上げる勲章と隨員の内の中將に呉れる勲章と、少佐に呉れる勲章とは違わなければならん。私は恐らくそういうことが理由となりまして、同じものでは取扱いに困ることがあるだろうと思う。
この御行動は、かなりいろいろな人も関係いたしますので、こういうような費用は團体が負担いたしまするが、かんじんの宮樣として直接触れられるところは、これは宮家の御負担でございます。從いまして、総裁をおやめになることにつきましても、宮家に対する財政的の影響は、非常に苦しくなるということは私ないかと想像いたしております。
御六方でありまして七百四十八萬圓、梨本宮家におきましては、御二方でありまして三百二十二萬圓、東久邇宮家におきましては、御七方でありまして七百七十九萬圓、北白川宮家におきましては御四方でありまして五百二十七萬圓、竹田宮家におきましては御四方でありまして六百八十一萬圓、ただいま申し上げた數字は、財産税を納めまして殘つた財産に、さらに本豫算におきまして一時金をお渡しするその額を合計した、今後皇族を離脱される宮樣各位
この二十万円が、例えば王でありますというと、その十分の七ということになりまするからして、十四万円、それが基準になるのでありまするが、そういう基準に從いまして、御当主である宮樣については、一一・二五倍、その他の方に対しては七・五倍というものを掛けました金額、これを適当と認めまして計上いたしましたその金額が四千七百四十七万五千円ということに相成るのであります。
○野田政府委員 この間、朝日新聞か何かに載りました宮樣のタバコの件は、實際の話であります。實際の話と申しますのは、あれは大體關係者がおりまして、ある人が主としてやつているのでありますが。その人が外國人と折衝しまして、向うはフイラデルフイアのステフアノ・ブラザーズという會社の社長のウイリアム・ブルツクスという人が來て話し合つて、月に千五百萬本ずつ向うのタバコを入れる。
但しこれは宮樣方の御降下の後は自由な個人とおなりになるのでありますから、宮樣方としてもこれをお受になるような状態になるのは、これは明瞭な話でございます。
從いまして私の申上げましたのは、今後事實上に、我々がお世話するという意思があり、これをお受けになるという意思が又宮樣にある場合を申上げたのであります。從いまして形といたしましては、經過は別として申上げれば、宮樣御自身がお選びになつて、ということに相成るかと存じます。
閑院宮樣が五百六十八萬一千圓、東伏見宮樣が、百九十一萬五千圓、伏見宮樣が七百九十二萬圓、山階宮樣が百五十四萬三千圓、賀陽宮樣が百七十四萬圓、久邇宮樣が七百四萬八千圓、京都の久邇宮樣が十八萬六千圓、それから朝香宮樣が千六十七萬九千圓、梨本宮樣が三百六十八萬六千圓、東久邇宮樣が三百三十一萬圓、北白川宮樣が八百四十三萬八千圓、竹田宮樣が六百二十二萬一千圓ということになつております。
お年をおとりになりました方は、これからどうということもございませんので、それぞれに方途をお考えになつておるようでございますが、まだどの宮樣も、はつきりこういう途を主としてとるというところまでは行つておりません。
そこで私どもの道義的責任と、宮樣方の御降下後の自由な御意思との合致點におきまして、先ほど申し上げましたように財産の安定、あるいはいかなる御職業を選べばよろしいかということにつきましては、今から十分の御忠告も申し上げ、また宮樣の顧問としてしかるべき人の御選定にも應じております。