2015-07-03 第189回国会 衆議院 法務委員会 第28号
秋葉原の連続殺傷事件であったり、あるいは連続幼女誘拐殺人の宮崎勤、当時の被告、あるいは、もっと昔でいえば永山事件の永山則夫さんや、大久保清さんなど、私がいろいろな報道を調べてみると、十三点、いろいろな、それぞれの殺人事件で有罪が確定した方々による著作が出版されているんですね。 他方で、今回の「絶歌」の著者の方と、私が確認できた他の著作の方と、異なる点があります。
秋葉原の連続殺傷事件であったり、あるいは連続幼女誘拐殺人の宮崎勤、当時の被告、あるいは、もっと昔でいえば永山事件の永山則夫さんや、大久保清さんなど、私がいろいろな報道を調べてみると、十三点、いろいろな、それぞれの殺人事件で有罪が確定した方々による著作が出版されているんですね。 他方で、今回の「絶歌」の著者の方と、私が確認できた他の著作の方と、異なる点があります。
二つ目は、あの宮崎勤事件のように鑑定がなかなか出てこない場合がある。鑑定がなかなか出てこないのは確かに困るんですが、その間裁判員の皆さん方が裁判所に来るわけじゃないから、裁判員の皆さん方の負担はありません。三つ目が、このリクルート事件のように調書の任意性が争われる場合、密室の中で取調べが行われて、被告人の方は取調べが問題があった、だからそれは任意でない自白だと、こう言う。
そのときに、ちょうど大きな事件がありまして、私は実は、いわゆる宮崎勤事件の取材にずっとかかわっておったんです。あれだって、たまたまそこにいた子供が宮崎勤に連れられて、本当に辱めを受けて命を奪われた。
それで、例えば長期裁判の例を一つ挙げたいと思うんですが、宮崎勤、連続幼女誘拐殺人事件がありました。これは一九九〇年三月三十日に東京地裁で第一回の公判が開かれまして、一九九七年の四月十四日、三十八回の公判で死刑の判決が言い渡されました。七年ぐらい掛かったわけです。この裁判の長期化した理由は、私なりに、中身知りませんが、報道等で見ると、三通の鑑定書が出ています、その責任能力に。
もう例の宮崎勤事件以後、物すごい勢いで映像文化が子供たちに与える悪影響が出ているんだけれども、やはりそれについての規制がないと。規制が問題だというんだったら、せめて自主的にその辺何とかならないのという思いは正直あります。でも、問題が起きると、大体、子供がやったんだからということで校長さんや教育長さんが出てきて、取りあえず謝ればそれで事が済むみたいなところがあるわけですよ。
しかし、その圧倒的な性犯罪者というのは、特に子供を対象にするのをペドファイルという言い方をしますけれども、ペドファイル、犯罪学のプロファイリングの方からいいますと、いろいろなタイプに分かれますけれども、圧倒的多数のペドファイルというのはいわゆる状況型というもので、例えば昨年の広島で起きた、あるいは宮崎勤、あるいは奈良で起きた小林薫、ああいった事件のあの方たちは、非常に珍しい加虐型、性癖型、そういうタイプ
Gの写真、Hの写真は宮崎勤の四番目の事件ですね。江東区の現場ですけれども、Gの写真の真ん中あたりに黒っぽいアパートの一階、ここから入っていくとHの写真になります。ここは昼間でもこのように暗いところで、しかも、入りやすくて逃げやすいというところです。この真ん中の写真、ガラスのところ、ここが保育園の玄関です。ここで宮崎勤は女の子に声をかけて、車に一緒に行こうというふうに話しているんですね。
しかし、振り返れば、十六年前に私たちは同じように、それこそ全国民が震撼をした宮崎勤のあの事件があったんですよ。あのときに既に、少女を誘拐し殺人をする、死体を遺棄する、この今般起きた事件とほぼ変わらぬほどの事件があった。十六年間もこの問題に対しては、実は既にあったにもかかわらず法務省としては本気の取り組みがなかったんですか。この十六年間、では何をなされていたのか。
かつて、宮崎勤の事件があり、酒鬼薔薇事件があり、これはもう六年前のことでございますけれども、だんだん青少年の犯罪が低年齢化、凶悪化している、日本の社会の病弊がここまで来たかと深刻に受けとめた次第でございます。 皆様御存じのとおり、こうした性的サディズムに起因すると言われます犯罪の一番最初の兆候は、この三つの事件に共通したものがございまして、それは動物虐待から始まっていると言われております。
石井先生のお話を聞いていて思い出すのは、宮崎勤の犯罪でございます。あれは三巻だったと思いますけれども、作家の方がずっとこの犯罪のフォローをされている本が出ておりまして、私も丹念にこれを読みました。石井先生のおっしゃることは本当によくわかります。
宮崎勤事件については次々と解明されつつございますが、これも捕まえたのはどっちかといえば子供のおやじさんですわね。警察の方もそれなりに努力していると思うんですが、宮崎の場合でもそうですけれども、捕まえてみれば、どうしてもっと早く犠牲者を少なくして逮捕できなかったのだろうかという思いがするんですよ。
それから今年、宮崎勤の野本綾子ちゃん事件のときにも、広域捜査ということについては当委員会でもいろいろとお話がありますし、皆さんもそういう点の配慮を十分しながらやっているということでございました。しかし実際問題として、広域捜査の場合に、後から結果を見ますとこれはやはりちょっとまずかったなということが出ているようでございます。
○冬柴委員 本日の質問の冒頭に、一部起訴も終わっていますが、まだ捜査中の事件でもありますが、宮崎勤にかかわる幼女誘拐、殺人、死体損壊そして遺体遺棄事件というものは、我が国の抱える、豊かさの陰に潜む精神の荒廃という問題をあからさまに示している事件ではないか、このように私は考えます。