2000-12-07 第150回国会 衆議院 憲法調査会 第6号
宮尾登美子さんの小説を読みましたら、お父さんはいわゆる紹介人、江戸時代の言葉で言えば女衒であったそうです。当時、最初のころは、娘を芸者とか何かで売ると、千円ぐらいもらうわけです。その売るときは、必ず親が病気になったりして困って、借金なんかしたからやるわけです。ところが、その状態が解消する、娘の方も美人であれば千円ぐらいの借金は返す。
宮尾登美子さんの小説を読みましたら、お父さんはいわゆる紹介人、江戸時代の言葉で言えば女衒であったそうです。当時、最初のころは、娘を芸者とか何かで売ると、千円ぐらいもらうわけです。その売るときは、必ず親が病気になったりして困って、借金なんかしたからやるわけです。ところが、その状態が解消する、娘の方も美人であれば千円ぐらいの借金は返す。
特に、夜の九時台になりますか、最初は、宮尾登美子さんの、高知県の物語でありますけれども、「一絃の琴」という題材をドラマ化する等々、いろいろ明治、大正、昭和のものを、連続物でありますけれども、取り上げるつもりでおります。そういう面で、こういう価値観の多様化した世の中でありますから、いろいろなことを勘案しながら御要望にこたえていきたいと思っております。