1948-12-12 第4回国会 衆議院 水産委員会 第4号
追加日程の案件、すなわち日程第一、機船底曳網漁業取締に関する陳情書、福岡縣議会議長提出、文書表第一三号日程第二、漁業法改正並びに水産業協同組合法制定に関する陳情書、宮城縣本吉郡大島村大島村長小松秀治郎君外九五名提出、文書表第四〇号、日程第三、三十トン未満の漁船登録に関する陳情書、福岡縣議会議長提出、文書表第四九号、この三案を一括して議題に供します。まず專門員小安君に朗読を願います。
追加日程の案件、すなわち日程第一、機船底曳網漁業取締に関する陳情書、福岡縣議会議長提出、文書表第一三号日程第二、漁業法改正並びに水産業協同組合法制定に関する陳情書、宮城縣本吉郡大島村大島村長小松秀治郎君外九五名提出、文書表第四〇号、日程第三、三十トン未満の漁船登録に関する陳情書、福岡縣議会議長提出、文書表第四九号、この三案を一括して議題に供します。まず專門員小安君に朗読を願います。
宮城縣本吉郡大島村は純然たる漁村であつて、戸数七百三十戸、人口四千六百人を擁しているのに、農耕地面積はわずかに水田四十八町歩、畑地百六十町歩であつて、村民三ケ月の食糧を支えることが困難で、村民はことごとく漁撈に依存するほかありません。加ふるに村有財産の收入なく、村財政は一に漁民の納税にまつほかなく、從つて大島村は完全なる專用漁業権の穫得により村財政と村民の生活を擁護するほかないのであります。