1947-10-30 第1回国会 衆議院 予算委員会 第13号
○加藤(シ)委員 ただいま大藏大臣と宮内當局からの御説明を承りまして、大藏大臣がこの問題について政治道徳上の責任を痛感していらつしやるというその御答辯は、私も了といたすところでございますけれども、問題は結局、事柄が皇室經濟のことに關係する、あるいは他の一般の問題に關係すると、その區別なく、すべて國會においてこれこれの内容という理解のもとに、一定の金額の支出が議決されたものを、これを國會に何ら了解もなく
○加藤(シ)委員 ただいま大藏大臣と宮内當局からの御説明を承りまして、大藏大臣がこの問題について政治道徳上の責任を痛感していらつしやるというその御答辯は、私も了といたすところでございますけれども、問題は結局、事柄が皇室經濟のことに關係する、あるいは他の一般の問題に關係すると、その區別なく、すべて國會においてこれこれの内容という理解のもとに、一定の金額の支出が議決されたものを、これを國會に何ら了解もなく
そこで宮内當局におきましても、いろいろこれに對して御苦心の段はお察しいたします。經濟顧問的の方々を宮家に對して附けるようにいろいろお骨折りになつておる點も了承いたします。併し今徳川委員からも御質問がありましたように、これはその顧問のしつかりしているか、しつかりしていないかによりまして非常なことになると思います。
によりますというと、御降下になつて皇族の籍を離れる方が今後立たれる上においては、いろいろ幾多の私共から考えても心配申上げなければならない事項が多々あると思うのでありますが、今御話によりますと、そういうような場合に、適當な相談相手というか、何と申しますか、適當な人をというような話が今政府委員の御説明の中にあつたようでありますが、それは皇族、つまり御當人が御選びになるという意味でございますか、それとも又只今お話中の宮内當局