1986-10-09 第107回国会 衆議院 日本国有鉄道改革に関する特別委員会 第5号
○橋本国務大臣 今御指摘になりました事項のうちで確かに青函トンネル、これはたしか四十六年四月に基本計画が決定されました当時、青函連絡船の客貨輸送量が非常に着実に増加をし続けていた。また、慢性的な輸送力不足であり、しかもその輸送の安全性、安定性を確保する必要性があるということから、まさにナショナルプロジェクトとしてスタートをした。
○橋本国務大臣 今御指摘になりました事項のうちで確かに青函トンネル、これはたしか四十六年四月に基本計画が決定されました当時、青函連絡船の客貨輸送量が非常に着実に増加をし続けていた。また、慢性的な輸送力不足であり、しかもその輸送の安全性、安定性を確保する必要性があるということから、まさにナショナルプロジェクトとしてスタートをした。
私の在任当時の三十五年には、国・私鉄合計で国内客貨輸送量の六三%を引き受けていました。その後道路、空港、海運界の整備発達に伴い、五十三年度にはついに三〇%を下回るようになりました。それでは、国鉄の役目は先細りで、ついには終局を迎えるべきものかと言えば、決してそうとは考えておりません。
次に、青凾連絡船の輸送状況について申しますと、青凾船舶鉄道管理局全体の客貨輸送量及び営業収入は近年減少しているのに反し、連絡船によるこれら客貨輸送量並びに営業収入は、いずれも前年度に比較して若干増加しており、このような情勢を反映して四十三年度営業係数は一一〇となっております。
同線は、近年における南薩地域人口の減少、道路網整備等の影響により逐年客貨輸送量が減少しているため、今後の増収が見込まれず、しかも昭和三十六年以降の累積赤字四・五億円についても従前通りバス部門等からの補てんが困難となってきたこと等の理由から、会社側が鉄道を休廃止してバス代替輸送をすると内定したのに対して、沿線市町村が反対の意向を示したものであります。
○吉田忠三郎君 今の質問に若干関係がいたして参るわけですけれども、この宗谷地方、北見、網走管内でございますが、今申し上げましたように、冬季じゃなくとも国鉄の現状はこういう事情ですから、非常に客貨輸送量ですね、地域の産業開発なり、あるいは住民の要望に十分こたえることができない。
更にもう一つの仕事のヴオリウムの面から見ますと、見方といたしましてこれは専門的な用語になりますが、その次に客貨輸送量百万人トンキロ当り、鉄道は仕事の量を現わします際に人キロ、トンキロ、人の頭数に人の輸送される距離をかけたのを人キロと言つております。
それからわれわれの輸送の量を、客貨輸送量の人トンキロという数字で表わしております。これが輸送のヴオリユームを表わすのでありますが、昭和十一年当時には百万人トンキロ当り五・四人という人がいたのに対しまして、昭和二十五年度は四・七人ということになつております。