2010-04-02 第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第14号
会社が傾いたのは客室乗務員たちのせいではないはずです。いつ決めるのか、二百人の船に千人は乗れないのよと会うたびに迫られるなど、パワハラも強まり、メンタルに陥る人も出てきております。お客様の前では笑顔でサービスをやっているけれども、いざ、シートベルト着用の時間になると、この先どうなるかで頭がいっぱいになっている、介護が必要な親にまだ打ち明けることもできない、そういう状況に追い込まれているわけです。
会社が傾いたのは客室乗務員たちのせいではないはずです。いつ決めるのか、二百人の船に千人は乗れないのよと会うたびに迫られるなど、パワハラも強まり、メンタルに陥る人も出てきております。お客様の前では笑顔でサービスをやっているけれども、いざ、シートベルト着用の時間になると、この先どうなるかで頭がいっぱいになっている、介護が必要な親にまだ打ち明けることもできない、そういう状況に追い込まれているわけです。
○新町参考人 私が直接その場で見たことははっきり申し上げてございませんが、私、先ほども申し上げましたけれども、就任以降、現場に直接行き、特に客室乗務員たちとの会話も深く頻繁にしているところでありますが、その中で、出発前、そして出発の後のブリーフィングに私も直接参加して聞いたことが何回かあります。その中では必ずそれを復唱しておりますので、間違いなくそれを実施しているものと確信いたしております。
それと、私も四月一日に就任して、成田と羽田の客室本部、そして実際に飛ぶ前の客室乗務員たちとのブリーフィングの中に飛び込んで入って、お互いにどういうブリーフィングをしているのかなということを確認したんですが、例えばドアモードの件に関しても、もう口が酸っぱくなるぐらい、口酸っぱく安全が第一であると、ドアモードの再確認、お互いに相互確認ということをチーフの方からブリーフィングをして、安全が何よりも大事であるということを
そこで、客室乗務員たちは、今度は何としてもということで、自分たちで付けた記録を労基署に証拠として持っていきました。今年の一月には十七名が個人で申立て、申告し、そして自分たちの残業の記録を提出しました。会社に対しても名前を明かして未払賃金の請求をしているわけなんです。もう本当に勇気あることなんです。
こういう状況が続いたら、だれが考えてもこの客室乗務員たちは生活していけないのではないでしょうか。 九日、この問題について当局の説明を伺いましたとき、厚生労働省としては日航に、深夜業免除のためには、地上勤務とか同一グループになったJASへの出向とか、いろいろ工夫の仕方があるのではないかということまで示唆したと伺いました。
その最中に、日本を代表する航空会社であるJALの客室乗務員たちから、こういう状態では今後子供を産む人は少なくなってしまいますという悲痛な訴えが上がるようなことでよいのでしょうか。ぜひ育休法の趣旨に沿って、この問題を正しく解決していただきたい。 客室乗員組合は、今週中にも厚労省に交渉の状況を報告して、問題解決への援助を要請したいと言っている。