1983-05-24 第98回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第4号
それで、その協力の仕方でございますが、伊木さん、先ほどいろいろと御意見の中で、特に中田市長からの発言の中でありましたが、日本には深部についての実験炭鉱といいますか試験炭鉱といいますか、そういうのがない。これは西ドイツとかあるいはポーランドあるいは最近アメリカでも手がけてきております、だんだん深くなりますからね。そういう試験炭鉱を兼ねて国がこういう問題について大きく責任を負う。
それで、その協力の仕方でございますが、伊木さん、先ほどいろいろと御意見の中で、特に中田市長からの発言の中でありましたが、日本には深部についての実験炭鉱といいますか試験炭鉱といいますか、そういうのがない。これは西ドイツとかあるいはポーランドあるいは最近アメリカでも手がけてきております、だんだん深くなりますからね。そういう試験炭鉱を兼ねて国がこういう問題について大きく責任を負う。
また、一つ特徴といたしましては、日本にいま主要炭鉱が十二あるわけでございますが、十二それぞれがいわば実験炭鉱であるという考えのもとに、それぞれの持っておるテーマについて重点的にテーマを配分いたしまして、そういった生きた炭鉱を利用しながら、いわば現実の技術の開発、こういったところに重点を置いて開発してまいったわけでございます。
五、実験炭鉱の設定や技術開発センターの設置などにより、深部開発の保安技術の向上を図ること。六、保安対策費を大幅に増額すること。七、常設の救護体制を確立することなどであります。 報告を終わるに当たって、今回の不幸な災害によってとうとい犠牲となった方々の御冥福を謹んでお祈りし、御遺族の方々に心からお悔やみを申し上げるとともに、負傷者の方々の一日も早い御回復を願うものであります。
次に、現地における主な要望は、 一、原因の徹底的究明と救護隊の装備及び救出活動の見直しに努めること、 二、遺族補償、負傷者に対する医療体制の確立等に万全を期すること、 三、一元的な保安監督体制を確立すること、 四、保安監督員制度の見直し、保安責任体制の明確化等を図ること、 五、実験炭鉱の設定や技術開発センターの設置等により、深部開発の保安技術の向上を図ること、 六、保安対策費を大幅に増額