1979-05-31 第87回国会 参議院 運輸委員会 第8号
そこで、前回資料要求をしておきましたいわゆる基礎実験船の実験項目、実験内容、実験対象者についての資料をあの後いただきました。つぶさに私拝見したわけなんですが、内容に関連しまして若干の質問をしておきたいと思います。
そこで、前回資料要求をしておきましたいわゆる基礎実験船の実験項目、実験内容、実験対象者についての資料をあの後いただきました。つぶさに私拝見したわけなんですが、内容に関連しまして若干の質問をしておきたいと思います。
それから実験対象者は機関部員Z、Zというのは、ABCDEFが甲板部員でWXYZが機関部員、その一番後任者ですね。WXYZ、四人部員がいる中の一番後任者、まあ経験年数の若い人でしょうね。この人にやらしている。狭い水道を通らせる。期間は三回、いつやるかというと、東京出港時、シアトル入港時、神戸入港時、当直甲板手と二名で操舵と、こう書いてあります。
私ははっきり政府委員に対して、もう三日ぐらい前からそういうこともあるんじゃないかと思って、実験項目、実験内容、実験対象者を含んでそれで資料を出せと言ったのに、そこを出さないで、前のどこを通って何日間というところだけ出している。 大臣、伺いますが、こういうことでは困ると思うんですね。資料を出させるように大臣にお願いするしかありませんよ。
大体そういう項目とか内応とか実験対象者を局長は承知しているんでしょう。承知しているなら答えてください。承知していないというなら、いずれにしてもこれは怠慢ですからね。
しかも、これから一歩進んで、人体実験をある程度許容されるのじゃないかというニュールンベルグ綱領というのがあるのですが、その綱領の中に出てくる左記の要件が満たされるならばという、必ずしもというこの問題の一番先に出てくるのは、大臣、何かといいますと、実験対象者、実験をされる対象者の自発的な同意というのが絶対必要だと。
○政府委員(尾村偉久君) これは、今のいわゆる実験対象者一人で幾らというのでは実験できないのでございまして、たとえば報酬を出すというなら人数で出ますけれども、それはあくまで総合的な、最後には糞便から血液をとりまして、また予研に戻ってきて検査する。