1995-10-03 第134回国会 参議院 本会議 第2号
我が国としては、強い遺憾の意を伝達するために行った中国に対する無償資金援助の原則停止は前例のない強い措置であり、またフランスに対しては、核実験再開発表直後から他国に先駆けて私から直接シラク大統領に申し入れるなど強い働きかけを行ってきており、及び腰あるいは他国の後追いとの御指摘は当たらないものと考えております。
我が国としては、強い遺憾の意を伝達するために行った中国に対する無償資金援助の原則停止は前例のない強い措置であり、またフランスに対しては、核実験再開発表直後から他国に先駆けて私から直接シラク大統領に申し入れるなど強い働きかけを行ってきており、及び腰あるいは他国の後追いとの御指摘は当たらないものと考えております。
大統領の実験再開発表の前に、池田総理が事前通知を受けるべきであったことは、昨年六月の共同声明の中にも盛られております。しかし、それは、単によその国よりも一日か二日早く通告を受けるという、そういうことではなかったはずだと思う。どこで実験をするか、またその実験によって日本の国民がどういう災害を受けるか、そうしたことについてあらかじめ協議が行なわれるべきであったとわれわれは考える。