2016-01-21 第190回国会 参議院 決算委員会 第2号
過当競争と言われているタクシーは認可で、トラックは事後チェックはあるんですけど、事後チェックの場合もう実質自由化です。軽井沢における事故も公定運賃があるにかかわらず実際には守れていないということで、トラックの場合はもうそもそも存在しないと。これは、もっとバスよりも過酷なダンピング競争になっているんではないかという声もあります。 また、バスとトラック、確かに積んでいるものが違います。
過当競争と言われているタクシーは認可で、トラックは事後チェックはあるんですけど、事後チェックの場合もう実質自由化です。軽井沢における事故も公定運賃があるにかかわらず実際には守れていないということで、トラックの場合はもうそもそも存在しないと。これは、もっとバスよりも過酷なダンピング競争になっているんではないかという声もあります。 また、バスとトラック、確かに積んでいるものが違います。
五十キロワット以上は需要家が電力供給先を選択できる自由化部門だといいながら、実質、自由化とは名ばかりじゃないのか、需要家には選択肢がない、こういう声も上がっているわけで、こういう状況で値上げは権利と言われるというのは非常に需要家の皆さんからすれば心外だという声が上がっても当然のことだと思うんですが、こういうことについては電事連の会長としてはどのように受けとめていらっしゃいますか。
この結果、自由化までに三年間の移行期間を置いたとはいえ、この期間に輸入割り当て量を約二倍にふやし、日本人の胃袋から見れば、実質自由化に等しいものとなっています。 かんきつについては、生産農家が血の出る思いでの生産調整のさなかに自由化が決定され、しかも牛肉で認めた関税の引き上げや緊急調整措置すら確保されていません。自由化に伴う政府のかんきつ対策では、温州ミカンを中心に大幅な廃園が予定されています。
その言葉のニュアンスの中にやはり常識的な解決、そういうことになればテーブルに着くわけでありますから、これは自由化はいかぬ、しかし枠の拡大はしようがない、こういうことになってどんどん枠がふえて、実質自由化と変わらないような方向になっていく、こんな心配が依然とあるので、そういうニュアンスをかぎ取りますが、あえてここではとやかくは申しません。
アメリカからの実質自由化も含めてどんどん枠の拡大が押しつけられるという予測がもう現実のものとして起ころうとしているという中で、これに対して日本の果樹農民を守るという立場で毅然としてこれを拒否するという姿勢で御奮闘くださるのかどうか、その御決意についてお伺いしたいと思います。
こういう考え方でいきますと、次は大変だと大臣も言われましたけれども、四年後さらに枠拡大ということを譲歩しない限りまた自由化という旗はおろさないだろうし、そうやって枠拡大枠拡大でいけば実質自由化につながっていく、そういう矛盾、問題点を持っているのではないかと思うのですが、率直な御意見を聞かしてください。
だから、オレンジをこれだけ伸ばしますと、これは実質自由化とほとんど変わらないと私どもは見るわけでありまして、その影響は非常に大きいと思うのです。 そこで、これはどういうふうにこれから対応していくかという問題が実は大きな問題として残るわけであります。
ですから、実質自由化にも等しいような枠の拡大をのんできたというこの点は将来に大きな問題を残しているのだと、私はそれを申し上げているのです。
とすれば、こういうベースで行きますと実質自由化につながるということになるじゃないですか。大臣、そういう大きな意味を持っているのです。どう受けとめますか。
また新聞等では、先般行われたその交渉内容がまさに実質自由化を強要するもので、四年後に牛肉は六倍になる、またオレンジは三倍以上というふうな複利拡大問題も含めて、その内容に大変な怒りが広がっていることは御存じだと思います。 局長にお尋ねしたいのですけれども、この米側の提案内容につきましては御説明いたしかねますというふうに述べられております。
ただ、枠の拡大については余りはっきりした言い方はなさらぬわけでありますけれども、大きな数字を持ち出して、この数字で枠を拡大しろ拡大しろということになれば、実質自由化と同じことになるわけですよ。だから、その枠の拡大に対しても、特に牛肉、オレンジでありますけれども、その問題に対しても、いまおっしゃったようにばあんとけるというぐらいのお気持ちがなければ私は困ると思います。