2005-04-20 第162回国会 衆議院 法務委員会 第14号
さらに、費用が過大か否かが代表訴訟の大きな争点となり、行為の正当性いかん、取締役の関与やその責任に関する実質的審理がなおざりにされるおそれもあります。 また、過大な費用とは何に対して過大なのか不明確であります。代表訴訟における請求額に対して過大な費用ということなのか、それとも、会社の規模、支払い能力に対して過大な費用ということなのか、不明確であります。
さらに、費用が過大か否かが代表訴訟の大きな争点となり、行為の正当性いかん、取締役の関与やその責任に関する実質的審理がなおざりにされるおそれもあります。 また、過大な費用とは何に対して過大なのか不明確であります。代表訴訟における請求額に対して過大な費用ということなのか、それとも、会社の規模、支払い能力に対して過大な費用ということなのか、不明確であります。
ですから、この制度を設けることによって、その登記所の形式的審査をしてきたという面と、さっきの橋本委員の何を私文書と立証をするかということと関係が出てきますけれども、登記所が従来持っていた形式的審査、書面があればそれは認めていたという面と若干その実質的審理と重なるような気がするのですけれども、ちょっと変な質問で済みませんが、その辺はいかがなんでしょうか。
しかも、裁判所でのインカメラ手続を情報公開法の政府案では認めておりませんから、さらに、応答拒否処分の実質的審理は不可能となります。 そういう意味で、応答拒否処分を情報公開の中に入れることは、情報公開法を情報秘密法にする危険性が極めて高いというふうに考えざるを得ません。ぜひ削除をされるように要望をしたいと思います。 それから、管轄の問題については、午前中も御議論がありました。
これでは収用委員会の判断も、審査と実質的審理の機能も、事実上奪い取ることになるではありませんか。 収用委員会で初めて本格的な公開審理を進めることとなった今回、米軍用地が不法占拠となることを恐れた政府が収用委員会の権限を事実上剥奪する暴挙に出たのです。これは、まさしく法治国家にあるまじき事態であります。
しかし、実質的審理がなされるということは、当然、審理に時間がかかることを意味し、また、過去三回の例では、審理、裁決、補償手続を経て使用権原取得に至るまで一年近くを要したことを考えますと、本年五月十四日には強制使用の期限切れと不法占拠状態の発生という事態が避けられないことは明白であります。
○猪熊重二君 要するに株主が訴訟を起こしたとしても、原告が株主でないとしたらそれは訴え却下になるのであって、裁判所の実質的審理の問題とは別個な問題なんだ。要するに原告適格の問題にしかすぎない。だからこの人は株主として固有の利益があるとかないとかなんという問題は審判になっていない。要するに株主であるかないかという問題は訴訟要件にすぎない。
裁判所では、却下をした分についてもたまには実質的審理に人っている場合もあるようですけれども、それは、却下されてそのために出訴の道がなくなったという不当を救うために、多少無理な理屈をつけて実質的な審理をやっているわけです。
そういう無駄な手間にかける時間を、ほかの事件の実質的審理に集中することが日本全体の公共の福祉という立場から考えてみましても適当であろうと考えられる次第であります。