1951-11-27 第12回国会 参議院 大蔵委員会 第22号 その証拠として私は二十六年度の名目的分配国民所得をCPI或いは生産財実効物価でデフレートした実質的分配国民所得の数字を示すことができるのであります。これは一応安本によつて試算してもらつたものでありますが、例えば勤労所得について見ますと、二十六年度は名目所得においては二割九分殖えておりますけれども、CPIでこれを割つた実質所得においては僅か六・九%しか殖えておらない。 木村禧八郎