1957-11-02 第27回国会 衆議院 本会議 第2号 しかるに、現在、国民道義の高揚、愛国心の癒養という美名のもとに、教育課程を改悪し、国家制統の疑いのきわめて濃厚なカリキュラムを押しつけたり、実質的修身科の復活や、あるいは教科書国定化の方向を企図している事実は、明らかに教育反動化の推進を物語るものと考えなければなりません。(拍手) われわれも、決して道徳教育の必要性を否定するものではありません。 多賀谷真稔