2021-05-12 第204回国会 参議院 資源エネルギーに関する調査会 第6号
大変残念ですけれども、今年度中に実証設備は実証を終えて撤去するという方針になりました。 六百二十億円を投じて行ったこのプロジェクトであります。当該実証実験によって得られた成果をどのように評価をしておられますでしょうか、またその成果を、この切り札ともいうべき大規模な浮体式洋上風力発電の事業開発に今後どのように生かしていくおつもりでしょうか。
大変残念ですけれども、今年度中に実証設備は実証を終えて撤去するという方針になりました。 六百二十億円を投じて行ったこのプロジェクトであります。当該実証実験によって得られた成果をどのように評価をしておられますでしょうか、またその成果を、この切り札ともいうべき大規模な浮体式洋上風力発電の事業開発に今後どのように生かしていくおつもりでしょうか。
○小泉国務大臣 何が違うかということでありますが、まず、環境省の五島市沖の事業では、事業終了後、五島市の希望があったことから実証設備を譲渡して、さらに、五島市から事業者がこの設備を借り受けて、継続して運転をしている。
ただ、実証が終わった後の実証設備の扱いについてでございますけれども、民間事業者への払下げ等を含めて検討を行ったところなんですけれども、実証の終了後に設備を引き継げる民間事業者が見つからなかったということが実態でございまして、苦渋の決断ではありますけれども、設備を撤退するという判断に至ったものでございます。
日本では、被災地である福島県の浪江で、福島水素エネルギー研究フィールドということで、太陽光発電で電気をつくって水を分解して水素を製造する、こういう実証設備が十メガワット規模でもう動き始めています。
特に、御指摘の浪江町の福島水素研究フィールド、これは再エネ由来の水素を製造する大規模実証設備であります。そこで生産されたものを、まず、さまざまなところで活用していきたいわけでありますけれども、水素はまさにCO2フリーであります。
福島県における大規模水素製造実証につきましては、経済産業省の有識者ワーキンググループで示した実証設備等に関する基本的な仕様に基づき、二〇一七年四月に、経済産業省から福島県に対して、実証候補地点を推薦することを依頼したものと伺っております。 福島県においては、県下の自治体の要望を踏まえ、検討を進めた結果、二〇一七年五月に、実証候補地点として浪江町の推薦を決定したとお伺いをしております。
経済産業省といたしましては、平成二十六年度から二十九年度までの間にNEDOを通じまして、これは沖縄県久米島にございます海洋温度差発電の実証設備、これは百キロワットの設備でございますが、これを活用させていただきまして、実現可能性の調査や熱交換器や発電性能の検証等を行うための実証事業を行ってきたところでございます。
このため、今年の夏頃には実証場所を決定し、年度内にも実証設備の設計に着手する予定です。こうした取組を通じて世界に先駆けて水素社会を実現していきたいと考えています。 再生可能エネルギーについては、県内の風力発電所などを直接東京電力管内へつなぐ送電網を新たに整備することとしており、その担い手として本年三月に福島送電合同会社が設立されました。今年度中に設置工事に着手します。
このため、我が国のすぐれた省エネ、低炭素技術の海外展開、自動車を含めての海外展開を進めることが一層重要と考えておりまして、二国間クレジット制度は、経済と環境の両立を目指して、海外での温室効果ガス削減に貢献する制度でございまして、これまでFS調査やNEDOによる海外実証、設備補助などを活用しながら、官民で案件形成に取り組んできているところでございます。
また、BNCTの実証設備の導入ということで、福島県郡山市の総合南東北病院への実証設備の導入などに対しましても御支援をさせていただいております。今後、脳腫瘍治療などに関する治験が進んでいくことを大いに期待をさせていただいております。
これは、大規模な再生可能エネルギーの集約と除染の実証設備、それと放射性廃棄物、これらを一緒に考えていこうよと言ってきた話だと思っていますので、やはり押し付けではなかなか厳しいと思っています。 法施行後三年の見直し期間に今年から入りました。検討チームも設置したと聞いていますので、是非発想の転換をしていただいて、廃棄物の問題、復興と絡めて考えていただければなと思っております。 私の質問は以上です。
環境省では、現在の実証設備を拡充しまして、全島E3化に必要なバイオエタノールの製造可能な施設の整備を支援いたします。また、経産省では、エタノールとガソリンを混合する設備あるいはガソリンスタンドの整備支援といった形で、それぞれ必要な予算の確保に努めたいと思っております。 環境省の具体的な予算でございます。