2001-11-29 第153回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
ところが、十例程度ということに通達で改められまして、その十例程度となった理由を私が聞きましたら、いや、少子化でなかなか実習ができないんだという厚生省の方からのお答えだったんですが、その十例程度ということになってしまった後、実際にはどの程度の実習例で国家試験を受けるような形になっているのか、それをちょっと教えていただきたいんです。
ところが、十例程度ということに通達で改められまして、その十例程度となった理由を私が聞きましたら、いや、少子化でなかなか実習ができないんだという厚生省の方からのお答えだったんですが、その十例程度ということになってしまった後、実際にはどの程度の実習例で国家試験を受けるような形になっているのか、それをちょっと教えていただきたいんです。
ですから、これから指導なさるとおっしゃっていますけれども、この出産介助の実習例を少なくしてしまうと、その後実際に勤めた場合でも、その助産婦さんの方だって自信がなくなるでしょうし、受け手の側もそういう方の介助では心もとないということもありますので、まずこの実習をきちんとしていただくことが大事だと思いますし、程度というようなあいまいな基準は私はもとに戻された方がいいのではないかと思うんですが、いかがですか
そういう意味から、あそこの技術家庭科に書かれておるところの実習例をごらん下されば、これがそんなに高いものをねらっているのでないということが御理解いただけると思うのです。こういう趣旨から、私どもは従来の線からそう定員をふやさなければならぬとも考えていないのでございます。