1999-01-28 第145回国会 衆議院 予算委員会 第5号
この間で明らかになった問題で、NECとその関連会社は、工数等を実績より増加させて、原価監査及び実績報告用に、防衛庁への実績報告をするについて虚偽の原価元帳をつくった。そして、別に真の元帳というのは持っておる。いわゆる二重帳簿システムをつくって、そして数年間、あるいは十数年かわかりませんが、とにかく多年にわたって、そういうシステムをつくって過払い、過剰請求をやった。
この間で明らかになった問題で、NECとその関連会社は、工数等を実績より増加させて、原価監査及び実績報告用に、防衛庁への実績報告をするについて虚偽の原価元帳をつくった。そして、別に真の元帳というのは持っておる。いわゆる二重帳簿システムをつくって、そして数年間、あるいは十数年かわかりませんが、とにかく多年にわたって、そういうシステムをつくって過払い、過剰請求をやった。
NECが原価監査及び実績報告用に作成した虚偽の原価元帳と真の原価元帳の二重帳簿システムを作成して水増し請求を開始して以来の水増し過大請求のあった防衛庁とNECとのすべての契約について、契約件名と最終確定金額、支払い金額と、それからNECが報告した水増ししていない場合の真の価格と、そして過大請求額、この一覧表ですね、ここに出ている、そういうのを政府が当委員会に出すように資料要求をしたいと思います。
これによると、NECの府中事業場と横浜事業場で工数を実績より増加させて原価検査及び実績報告用に虚偽の原価元帳を作成していたと、これは及川装備局長の答弁ですからこのとおりだというふうに思いますが、いわゆる二重帳簿をつくって防衛庁には別の報告をしていたということですね、これ。ですから、実際これはNECが新たに防衛庁をだましていたということなわけでしょう。
そして、私どもに申しましたことは、府中、横浜の事業場におきまして、工数等を実績より増加させて、原価監査及び実績報告用に虚偽の原価元帳を作成しておりましたというのが第一点。 第二点は、上記操作は五年以上前から行っておりましたが、最近は停止しております。 増加させた部分というのは、工数が大部分でありますが、ごく一部、材料費もありました。