1984-07-05 第101回国会 衆議院 科学技術委員会 第18号
総合エネルギー調査会の原子力部会は、通産大臣の諮問機関ということで、主として産業におきます原子力問題とのかかわりについて審議をしているものでございまして、今申されましたいわゆるガラス固化体の話につきましても、調査報告書の「技術開発等の今後の方向」という中で、動燃事業団が技術開発を進めているガラス固化技術の実用化達成に全力を挙げることが望まれる、処分に関しては、研究開発をより一層推進するとともに、立地確保
総合エネルギー調査会の原子力部会は、通産大臣の諮問機関ということで、主として産業におきます原子力問題とのかかわりについて審議をしているものでございまして、今申されましたいわゆるガラス固化体の話につきましても、調査報告書の「技術開発等の今後の方向」という中で、動燃事業団が技術開発を進めているガラス固化技術の実用化達成に全力を挙げることが望まれる、処分に関しては、研究開発をより一層推進するとともに、立地確保
「目標とする実用化達成のためには、必要な観測・研究を更に強化するとともに、これを推進する体制をより積極的に整備することが急務であります。」こういうことでございますが、予知の手法はかなり見通しが得られたが、実用化達成のためにはまだ無理だというのでございましょうか。そこいらの御見解。
しかし、実用化達成のためには条件があるのです。しかも、必要な観測、研究を強化する、これを積極的に整備することが急務だと言っている。おしりに火がついている状態なんです。それをおやりにならないで、手法だけできたから立法に踏み切った、こういうことですか。
「長期的予知、短期的予知の手法についてもかなりの見通しが得られるに至りましたが、目標とする実用化達成のためには、これから必要な観測・研究を更に強化するとともに、これを推進する体制をより積極的に整備することが急務であります。」こうなっております。だからこそ科学技術庁長官が、客観的な実用段階に入ったとは言えない、手法としては見通しが得られた、こうある。