1967-05-18 第55回国会 衆議院 内閣委員会 第8号
受田先生の御指摘、まことにそのとおりと存じますが、ただいままでの宇宙開発推進本部の業務は、昭和三十九年の二月に得ました宇宙開発審議会の答申に基づいて開発本部が設置されました、その際に本部の担当いたすべき業務といたしましては、「人工術星の開発製作」、これの要するに共通的な部分、それから「気象等実用化ロケットの早期開発」、「ロケットの能力のかん養」、これは主といたしまして液体ロケットの開発でございます。
受田先生の御指摘、まことにそのとおりと存じますが、ただいままでの宇宙開発推進本部の業務は、昭和三十九年の二月に得ました宇宙開発審議会の答申に基づいて開発本部が設置されました、その際に本部の担当いたすべき業務といたしましては、「人工術星の開発製作」、これの要するに共通的な部分、それから「気象等実用化ロケットの早期開発」、「ロケットの能力のかん養」、これは主といたしまして液体ロケットの開発でございます。
第一は、人工衛星を国内で開発、製作をいたすということ、それから第二には、気象等の実用化ロケットを早期に開発するということ、第三には、さきに申しましたような人工衛星を打ち上げますための大型ロケットを開発するような能力の涵養をはかるということ、第四には、他国の衛星によりますところの宇宙の利用技術を開発促進すること、それから第五には、観測ロケットを用いまして宇宙科学の研究を行なう、最後に、これらの宇宙開発
次に、現段階におきます開発の重要な目標といたしまして、同じく同審議会が三十九年の二月に答申を出しておりますが、その中に述べておりますところの六項目、人工衛星の開発政策、気象等実用化ロケットの早期開発、ロケット能力の涵養、他国の衛星による宇宙利用技術の開発、観測ロケットによる宇宙科学の研究、並びに各種観測計器機器等の開発、以上が六重点開発項目でございます。
第二番目、気象等実用化ロケットの早期開発につきましては、これはやはり科学技術庁の宇宙開発推進本部におきまして、気象等の実用化ロケットの簡易化、低廉化、安全性の確保を目途といたしまして、特にプラスチック性の気体のロケットの開発を行ないまして、現在までに十八基打ち上げております。
気象等実用化ロケットの早期開発。ロケット能力の涵養。他国の衛星による宇宙の利用技術の開発。観測ロケットによる宇宙科学研究。各種観測、計測機器の開発。こういう六項目をあげて設定しておるわけですが、ここでお伺いしたいのは、国産の人工衛星を打ち上げるというのは間近いわけですが、そういう現在、これらの項目は、それぞれどのような機関で分担研究されておるかということが一点。
それから第二番目は、「気象等実用化ロケットの早期開発」でございますが、これに関しましても、科学技術庁が従来気象ロケットの簡易化、低廉化、あるいは安全性というものを目標にいたしまして、開発を進めてまいりました。
それから気象等の実用化ロケットにつきましても、先ほど申しましたように、SB以下の気象ロケットを開発いたしておるわけであります。それから三番目のロケットの能力の涵養につきましては、先ほど申し上げましたような衛星を打ち上げますための大きなロケットの開発でございまして、これは各省にゆだねることなく、科学技術庁において開発いたしておるということでございます。
宇宙開発推進本部におきましては、従来から開発してまいりました気象観測等実用化ロケットの研究について、明年度において一応の結論を出す計画のもとに、試作ロケットの本数を増加し、実験の強化をはかることといたしました。また、人工衛星の打ち上げにつきましては、国として、大学関係の協力のもとに、国産実用人工衛星を打ち上げることを目途に研究開発を促進いたしてまいりたいと考えております。
特に昭和三十九年二月諮問第三号に対する答申においては、五年間に達成すべき重点目標として、人工衛星の開発製作、気象等実用化ロケットの早期開発、ロケット能力の涵養、他国の衛星による宇宙の利用技術の開発、観測ロケットによる宇宙科学研究、各種観測・計測機器の開発、こういう六項目が掲げられておりますことは御承知のとおりであります。
宇宙開発推進本部におきましては、従来から開発してまいりました気象観測等実用化ロケットの研究について、明年度において一応の結論を出す計画のもとに試作ロケットの本数を増加し、実験の強化をはかることといたしました。また、人工衛星の打ち上げにつきましては、国として、大学関係の協力のもとに、国産実用人工衛星を打ち上げることを目途に研究開発を促進いたしてまいりたいと考えております。