2017-03-01 第193回国会 参議院 予算委員会 第4号
その要因は徹底した実学志向にありまして、デザインを通じて企業や産業の課題を解決する大変実践的な取組をされております。例えば、農産加工品のパッケージを学生がデザインしてPRビジネスを実践したり、旅館をシェアハウスにリノベーションするプランを資金計画から立てまして中心市街地対策として実施したりしております。
その要因は徹底した実学志向にありまして、デザインを通じて企業や産業の課題を解決する大変実践的な取組をされております。例えば、農産加工品のパッケージを学生がデザインしてPRビジネスを実践したり、旅館をシェアハウスにリノベーションするプランを資金計画から立てまして中心市街地対策として実施したりしております。
恐らく時間がなくて資料の最後の方までいかなかったと思うんですが、社会保障の中で、実学志向の強い教育、それから積極的労働市場政策ということをおっしゃっています。この点、大変興味深く感じましたので、特に、職業大学の充実している点、あるいは一般大学における職業学位、こういった点について御説明をいただいて、もし日本で、そこから学び、取り入れるべき点があればどういった点なのか、教えていただければと思います。
なぜかというと、実学志向の学生たちにとっては意味のないものになるわけですね。法学や経済に進もう。そうすると、今後、じゃ国際関係論や国際開発論を学ぶ人がどうなるのか。大学院しかいないんです。これでは困りますね。広く国民社会に、実学を学んだ人も国際情勢に関する知識を有し、それなりに判断できる人を育てると。そして、その中で突出できるような人をピックアップして、将来国家の情報分析ができる人間を育てる。
ある方はサイエンス・フォー・ソサエティーとおっしゃるし、また別の方はサイエンス・フォー・サイエンスとおっしゃるし、それで、非常に実学志向の方もいらっしゃれば、私のように、無用の学もやはり軽視してはならないという立場もあるということで、研究とか学術とかあるいは科学に対する観点の相違というのが、実は大学人の間で極めて多岐多様である。