1976-10-28 第78回国会 参議院 逓信委員会 第7号
○説明員(好本巧君) まず前段の問題でございますが、四十三年度以降も二、三年に一遍実際の実存寿命を吟味検証しておりますが、これはおおむね四十三年から五十年の間はほとんど横ばいでございます。
○説明員(好本巧君) まず前段の問題でございますが、四十三年度以降も二、三年に一遍実際の実存寿命を吟味検証しておりますが、これはおおむね四十三年から五十年の間はほとんど横ばいでございます。
その実績実存寿命に基づいて、耐用命数を決定いたしておるという経緯でございます。
○説明員(好本巧君) もちろん御指摘のように、会計上使いますところの耐用命数のことでございますが、どうしてその数字が出たかといいますと、調査に基づきますところの実存寿命というものをもとにして決定したわけでございます。
耐用命数が短くなりますとふえるのでございますが、耐用命数は、ただいま申し上げましたように現在の実存寿命と非常に整合しているというふうに考えております。
もちろん私どもは数年に一回撤去の実態に応じまして、各種目、品目につきまして現在の耐用年数が実存寿命と整合しているかどうかということをよく見まして、実際にそういうふうに直しているわけでありますが、最近の十年間程度の間を見ますと、耐用年数は、実際調べてみますとほとんど同じか、あるいは実存寿命が少し短いというふうな実情に相なっております。
耐用命数といいますのは、規定されたものと現在実存寿命がちゃんと整合しているかどうかということが一つ大きな問題であります。これは先ほども答弁申しましたように、わが社におきましては規定の耐用命数と実存寿命はほとんど符合しております。 ただ御指摘の、もっと長くしたらどうかということですが、耐用命数を長くしますと、御指摘のように減価償却費が減るわけでございます。
しかしながら、陳腐化であるとか、いわゆる技術革新によりまして古い技術によってできておったものを新しいものに取りかえる、あるいは都市計画、国土計画等によりまして他律的な原因で、私どもの意思に反してどんどんケーブルとかマンホールとかそういうものの撤去を命ぜられる、こういうものがどんどんふえていることば御案内のとおりでございまして、そういうものを総合いたしまして、実際の実存寿命が計算してみますとそう長くなっていかない
したがいまして実際の現在決まっておりますところの耐用命数、これは郵政大臣の御認可を得て決めておるものでございますが、それを先生のただいまの御指摘のように数年に一回吟味検証しておりますが、 〔理事茜ケ久保重光君退席、委員長着席〕 私どものいろいろな調査によりましても、ただいま決まっておりますところの耐用命数というものは、実存寿命と比べましてほとんど等しいか、あるいは実存寿命の方が少し短いというふうな
○説明員(好本巧君) 衆議院の逓信委員会でも御答弁いたしましたし、当委員会でも答弁いたしましたように、いわゆる規定されたところの耐用命数と実存寿命というものがぴったりと合っているかどうかということを検証吟味するのは二、三年に一度ずつ過去やってまいりました。四十九年度以降もやっておりまして、それは先ほど答弁いたしましたように、ほとんど合致しておるということでございます。
先ほど先生がおっしゃったように、現在、郵政大臣の認可を得て決めておりますところの九年とか十年とかという規定上の耐用命数と実存寿命との差をなくしろということが一つ。
わが方といたしましては、これを数年に一回、午前中も答弁いたしましたけれども、詳細に実際の実存寿命というものを調べまして、それが現在決めておりますところの規定上の耐用命数と合っているかどうか、これは長くなれば長く直す、短くなれば短く直すということをやってきてまいっております。しかし、今後はどうかということは将来の予測でございます。
○好本説明員 建物、工作物以外の電気通信線路及び電気通信機械、そういったものにつきましても三十五年度から四十九年度までの撤去財産全数についてこれも当たって検討しておりますが、これにつきましても、やはり耐用命数に比べまして実際の実存寿命というものは同じかあるいは短いというのが出ております。
したがいまして、常に実存寿命を規定された耐用命数に合致させるべく努力をするということは非常に大事なことでございまして、私どもも数年に一回、ただいま申し上げました四十九年以前のものも相当詳細にやっておりますが、常にそれを調べたものを、たとえはただいまの宅内の電話機は耐用命数九年でございますが、これは御案内のようにあくまで平均でございまして、中には二、三年で撤去するものもございますし、中には二十年ももつものもあろうかと
ただ耐用命数が過小である、実際の実存寿命より短うございますと、過小償却になりますし、過長であると、過大償却になることは当然でございます。