2017-05-30 第193回国会 参議院 総務委員会 第15号
その上で、留意点として三点ほど述べさせていただきますが、一つは、監査委員制度が設置されたときに、実地検査権というのは監査委員に移っちゃっているんですね。だから、もし議選を廃止するのであれば実地検査権というのも議会に付与する、そういう議論の展開というのは今後課題としてあるんじゃないだろうか。
その上で、留意点として三点ほど述べさせていただきますが、一つは、監査委員制度が設置されたときに、実地検査権というのは監査委員に移っちゃっているんですね。だから、もし議選を廃止するのであれば実地検査権というのも議会に付与する、そういう議論の展開というのは今後課題としてあるんじゃないだろうか。
今議論するように、実地検査権というのが当時あったのがなくなっているわけですよね。それがなくなると、今度は監査請求しかないわけですよ。そうすると、それを踏まえた形での充実させるような制度設計をどうしていくかどうか。 もう一点です。先ほどちょっと言ったんですが、じゃ、監査機能を純化させていくときに、今の議会の同意だけで独立性や専門性を持てるかどうか。
もっとも査察立件をしない段階における査察官の権限というものは、すでに御承知と思いますけれども、間接強制を伴った実地検査権もないわけでございまして、全くの任意の検査権しかございませんが、それにいたしましても、種々の観点から苦心をいたしまして、たとえば預金につきましても、これはもちろんすべて架空名義等でございまするので、はっきりと森脇氏個人ないし森脇文庫の名称によるところの預金はないわけでありますけれども