2010-01-21 第174回国会 衆議院 予算委員会 第2号
総理、起訴状などによりますと、総理は、母親から提供された資金を個人献金やパーティー券収入として偽装したものが三億五千九百万円、寄附者として無断使用した名義は延べ二百七十人、実名献金分の実に八割が偽装されていることになります。さらに、匿名献金分を人数換算いたしますと、三千五百二十人分の偽装が最低でもあったということになります。
総理、起訴状などによりますと、総理は、母親から提供された資金を個人献金やパーティー券収入として偽装したものが三億五千九百万円、寄附者として無断使用した名義は延べ二百七十人、実名献金分の実に八割が偽装されていることになります。さらに、匿名献金分を人数換算いたしますと、三千五百二十人分の偽装が最低でもあったということになります。
さて、具体的には、鳩山総理は、偽装献金問題のうち、五万円超の実名献金については、平成十七年から二十年までの四年間で、百九十三件二千百七十七万円を偽装と認めておられます。名前の出ている個人献金のうち、身内を除く実に八割以上が偽装であったという驚くべき事実であります。
ごらんのとおり、平成十七年から二十年まで、総理が訂正発表されたのは、右側の実名献金の部分のみです。四年間の匿名献金は、合計で個人献金総額の六割を超える一億三千万円余り。仮に最大額の五万円の寄附ばかりだったとしても、延べ二千六百人もの寄附があったことになってしまって、極めて不自然です。無論、政治資金パーティーはこれとは別にあるわけです。