1983-05-24 第98回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第4号
技術面の検討について申し述べますと、まず採掘対象実収炭量でございますが、開発の対象としての炭量は単なる埋蔵炭量ではなく、あくまで採掘計画に基づいて採掘範囲を設定し、炭層傾斜と稼行丈中の炭丈及びその区域の広域実収率等により綿密に計算いたしました実際に採掘可能と思われる炭量でございます。
技術面の検討について申し述べますと、まず採掘対象実収炭量でございますが、開発の対象としての炭量は単なる埋蔵炭量ではなく、あくまで採掘計画に基づいて採掘範囲を設定し、炭層傾斜と稼行丈中の炭丈及びその区域の広域実収率等により綿密に計算いたしました実際に採掘可能と思われる炭量でございます。
こういうことで、なお安全率とか採掘率、実収率等につきましては、夕張炭鉱のかつての実績など、それから近傍の炭鉱の実績等を考慮して算定をした、こういうふうに私ども承知をしているわけでございます。
三十五年の九月に実施いたしまして、その他の可採条件につきまして、一カ月にわたって全地区を調査いたしました結果、先方の調査よりは若干の誤差が生じましたが、それに基づきまして予想鉱量を加えまして、六十八万五千トンというふうに推定いたしたのでございますが、評価にあたりましては、さらにこの予想鉱量を除きました四十八万三千トンを基礎にいたしまして、これに可採率、選鉱実収率等を乗じました結果、実収精鉱量三十六万六千
専門家がそういうふうにたびたび調査した後に、現状については、現地から技術者を呼び出しまして、現地の技術者に図面等によって、ここはこういうふうになっている、こう進んでいるということを説明いたしまして、その上で付近の炭坑の安全率、実収率等を、最近の実績を見て、その上で専門的に判断せられたのでありまして、私はそれらの判断が正しいと、こう認定いたした次第であります。