2018-04-11 第196回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第4号
例えば、宝鋼集団など中国の国有企業の主導する鉄鋼生産ですとか環境対策技術、それからADBによる開発金融のノウハウなどは中国が主導いたしますAIIB及び一帯一路に大きく関連いたしますけれども、日本の経験から学び取ろうという姿勢が現場感では感じ取れるということでございます。 RCEP交渉は、ASEANセントラリティーといったことを建前としております。
例えば、宝鋼集団など中国の国有企業の主導する鉄鋼生産ですとか環境対策技術、それからADBによる開発金融のノウハウなどは中国が主導いたしますAIIB及び一帯一路に大きく関連いたしますけれども、日本の経験から学び取ろうという姿勢が現場感では感じ取れるということでございます。 RCEP交渉は、ASEANセントラリティーといったことを建前としております。
中国におけるこの方向性の電磁鋼板というのは、実は全く別のところから最近物すごく問題になりまして、何かというと、我が地元、新日鉄住金八幡製鉄所から、この方向性電磁鋼板の技術がPOSCOに流出をして、そして、POSCOから宝山鋼鉄、宝鋼集団の傘下にある企業に流出をしたと。
つまり、中国の宝鋼集団がつくっている方向性電磁鋼板の技術の少なくとも一部は日本から流れたものであります。これを受けて、経済産業省は不正競争防止法の改正をいたしております。数年前に行われた不正競争防止法の改正でありますが、あれはこういった形の産業スパイを防止するために十分なものであったというふうに思いますか、経済産業省。
例えば、新日鐵住金とポスコの件を例にとると、ポスコが新日鐵住金から電磁鋼板に関する技術を不正取得したこと自体は事実のようですが、もともとポスコの従業員が中国の宝鋼集団に 宝山鋼鉄だと思うんですが、 転職した後に、韓国のポスコに訴えられて、そのときに出てきた書類によって新日鐵住金からの技術流出であったことが偶然にわかったわけです。