1984-03-02 第101回国会 衆議院 大蔵委員会 第4号
そこで、昭和五十二年、かねて貯蔵、調熟の高品質の製品を宝焼酎「純」として、新しいデザインの瓶、パッケージで新発売し、そのマーケティングに全力を尽くしました。
そこで、昭和五十二年、かねて貯蔵、調熟の高品質の製品を宝焼酎「純」として、新しいデザインの瓶、パッケージで新発売し、そのマーケティングに全力を尽くしました。
宝酒造が作っている宝焼酎というのは、これはかなり世間に知れておるし、取引も、生産者、卸、小売と、かなり直結した——しょうちゅうの中で指定しようとすれば、宝あたりが一番先ということになるのですか。そういうことになりますか。
御存じの通り、宝焼酎というようなものは、非常に名が通つて、全体の一割以上の焼酎を作つておりますが、この会社のごときは、値引きせぬでも堂々とあのレッテルで売れているのです。引き合うて売れているのです。何も価格改訂を言うていない。価格改訂をいっているのは、値引きしている中小企業です。値引きして市場を横行しておつて、それでやれておるのです。それを価格改訂してやらねばならぬというのは、どういうことです。
これらを資料として頂きたいのですが、大体今まで一部北海道にも払下げしたと、それから昨年も又これは宝焼酎ですか、払下げておりますね。それで現在たしか九工場あると思いますが、このうち二工場を二十八年度に払下げる。そうなると七工場くらいになる。それでだんだんこの、官営のアルコール工場がなくなつて来るわけですが、この際政府はこのアルコールの専売制度を廃止していいのかどうか。
などはその違いは少いかと思いますけれども、それでも小さいのはだんだんやられてしまうというふうになると思うのでありますが、その点につきまして、広告するにいたしましても、或いは百貨店その他の販売網にいたしましても、どうしても大企業には押されてしまうということは考えなければならんと思うのでありますが、将来大きなのをたくさんこしらえて、それで以てまあ極端に申しますと、やはり宝酒造であるとか、ああいうような大きな宝焼酎