1972-06-06 第68回国会 衆議院 農林水産委員会 第22号
このため、県当局、地元農業団体等におきましては、国による農業構造改善事業による果樹園の新規造成をはじめ、県単事業として果樹集団産地造成事業、果樹基幹産地開発育成事業等を実施し、集団的な産地づくりに積極的に取り組むとともに、さらにその施設の近代化をはかるため、国の助成により定置配管の敷設、スピードスプレヤーの導入や選果場、果実冷蔵施設等の設置を行ない、将来における農家経営の安定化を目ざしているのであります
このため、県当局、地元農業団体等におきましては、国による農業構造改善事業による果樹園の新規造成をはじめ、県単事業として果樹集団産地造成事業、果樹基幹産地開発育成事業等を実施し、集団的な産地づくりに積極的に取り組むとともに、さらにその施設の近代化をはかるため、国の助成により定置配管の敷設、スピードスプレヤーの導入や選果場、果実冷蔵施設等の設置を行ない、将来における農家経営の安定化を目ざしているのであります
これに対して近代化施設の面では、定置配管による共同防除施設が著しく省力効果を発揮し、現地農民の間では、第二次地域の指定を受けたら共同防除施設だけはぜひやりたいとの戸が強いということであります。 なお、ここで本県ミカン栽培についての問題点を申し上げます。
移動式スプリンクラーまたはホースを固定管にかえているが、今後の計画には、最末端まで定置配管とし、かつこれを補助対象とすること。 非補助事業の貸し付け条件のうち、利率五分を三分五厘に、償還期間十五年を三十五年にすること。 県有の施設は、償還次第改良区のものにしてもらいたい等であります。
果樹における定置配管でございますとか、米麦作におきます畦畔からの大型防除機械による防除、あるいはまたヘリコプターを利用いたしました大規模な高能率の防除作業といったようなものが進められております。
なお、そのほかに定置配管とかなんとかがあることは先ほども申したとおり。 ヘリコプターの状況でございますが、ヘリコプターによる農薬の散布面積は、三十四年から始まりまして三十九年では総体では九十万町歩に達する見込みで、関係府県と申しますか、実施府県はほぼ全国に普及を見る段階に至りました。
で、スプレーヤーが千十三台、定置配管が五千五百五十五カ所ということになります。果樹関係は、このスプレーヤーと定置配管が主でありますことは御承知のとおりであります。なお、最近ヘリコプターが防除に使われておりますが、現在活用されておりますものは十四社、百四機ということになっておるのであります。 それから次の表は、動力脱穀機の普及状況を年次を迫って見たものであります。
浪岡町での基幹作目は、米と、りんごでありますが、特にりんごについては、スピードスプレイヤー定置配管式共同防除施設等の導入が効果をあげ、また近代化施設としまして、大自動選果場の設置等かなりの成果をあげているように思われました。最後に、青森県庁におきまして、青森県の農業構造改善の概況、沿岸漁業構造改善計画の概要、てん菜生産計画、林業の実情につきまして説明を聴取いたしました。
○政府委員(松野孝一君) 農業構造改善事業の実施地区においては、トラクターの導入や定置配管防除施設を設置する等、高度の技術を中心とした農業生産が行なわれることになるが、これらの農業機械等を効率的に利用してその実効をあげるためには、品種の統一や作付の調整等の集団栽培が前提条件として考慮される必要があると思います。ただいま御指摘のとおりと私も考えます。
それから広島県ではミカンを中心といたしまして十五町歩を単位といたしまして、定置配管施設なり共同灌水施設を入れてそこで実験を行なったものでございます。それからそのほかに三十五年度では愛媛のミカン、長崎のミカンについて実験を行なっております。
広島の場合は構成戸数が八十六戸で面積が十三町歩、施設費が百九十万一千円ということになっておりまして、大体はスピード・スプレイヤーを一台二百八十万円でございますが、それを入れるとか、あるいはミカンの場合でありますると定置配管、いわゆるパイピングの施設を導入する。百五十万円くらいのものでございますが、そういった施設に対する三分の二の補助をする。こういう内容でございます。
なおまた、その十町歩という単位を、最近におきまする各種の防除施設、たとえばスピード・スプレーヤー、定置配管、こういった防除施設を中心に考えてみましても、大体十町歩というのが一つの単位になっておるのではなかろうか、こういう意味で十町歩という集団の単位を設けたのでございます。
しかし、その場合におきましても、今後の形態を考えてみました場合に、現在でも相当普及いたしておりますたとえば定置配管の方法もやはり一定の範囲が必要ではなかろうかと思われるわけでございます。従って、これは本法案の考え方でございますが、一般的に長期目標を示して従来の米麦と同じような増産方法をやっていくという考え方もあると思うのでございます。