1958-07-04 第29回国会 衆議院 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第1号
ただいま議長に申し出ることにいたしました閉会中審査案件が付託されました場合に、近目中に海外よりの引き揚げが予定されておりますので、その際の調査、その他引揚者の定着援護等の実地調査を必要とする場合には、委員を派遣し、調査を行いたいと思います。この委員派遣承認申請の手続等は、委員長に御一任願うことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
ただいま議長に申し出ることにいたしました閉会中審査案件が付託されました場合に、近目中に海外よりの引き揚げが予定されておりますので、その際の調査、その他引揚者の定着援護等の実地調査を必要とする場合には、委員を派遣し、調査を行いたいと思います。この委員派遣承認申請の手続等は、委員長に御一任願うことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
モロタイ島から引き揚げて参りました九名のうち六名は、前にも述べましたように台湾出身の人たちでありまして、日本人五名の方々はそれぞれ帰る家もあり、定着援護等に関する問題も少いのでありますが、台湾の方々は帰国と同時に中国籍を得、入国手続もあわせて行うこととなっており、これからは中国人としての新しい人生を踏み出すのであります。
この御視察に基きまして必ず留守家族の者たち、また引揚者たちの定着援護等が一層国政の上に反映をすることを願つてやまない次第でありまして、一応ここで御視察の御労苦に対して、つつしんでお礼を申し上げ、敬意を表する次第であります。
それから、引揚げ促進は援護局の所管ではないのでありますが、定着援護等の立場から、いつでもそれか受入れられるという態勢を立てなければなりません。もしタス通信の発表による数字かかりに信ずべき数字として結論か出た場合に、非常に多数の死亡者が出ているととになると思うのです。そこで非常に多数の遺骨を迎えるという事態か起らないとはわれわれ保証し得ないのであります。
それは引揚同胞対策審議会でありますが、引揚同胞対策審議会はすでに国会において、国会のイニシアチイヴによつて法案が作られ、そうして政府にああいう組織が作られたのでありますが、その組織は今日まで住宅問題初めその他緊急援護、定着援護等についての決議をいたしております。
○岡元義人君 折角外務省から政務次官が見えておられるのですから、お忙しくなければ今日の後の課題の定着援護等も外務省の立場から一應聽いて頂きたい、若しお忙しかつたら我々無理は言わんつもりですが。
————————————— 本日の会議に付した事件 理事の互選 派遣委員より報告聴取の件 引揚促進及び定着援護等に関する件 —————————————
○中山委員長 それではこの問題につきましてはこのくらいにいたしまして、次の引揚促進及び定着援護等に関する件を議題といたしますが、御異議ございませんか。