1982-02-27 第96回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
お客さんの態様は、定期旅客が三割、それから定期外旅客が残りの七割ということでございます。五十六年度の収支見通しは、開業間もないことでございますので、正確な収支見通しがなかなかできませんが、いま申し上げましたように開業時に試算した予測よりも若干下回った数字になっておるというのが実情でございます。
お客さんの態様は、定期旅客が三割、それから定期外旅客が残りの七割ということでございます。五十六年度の収支見通しは、開業間もないことでございますので、正確な収支見通しがなかなかできませんが、いま申し上げましたように開業時に試算した予測よりも若干下回った数字になっておるというのが実情でございます。
そんな小さなことは考えておるひまはないぞと、こうおっしゃれば、どうもまことに小さいところの話をして恐縮でありますけれども、しかし日本全国これをまとめてみて、中小私鉄百八社といえども、六億四千八百万人の定期旅客を輸送し、三億九千五百万のその他の定期外旅客を輸送し、貨物は四千二百二十七万トンを輸送しておる、職員は鉄軌道全体で三万一千人、これだけの人がおるわけです。
農民の場合、日雇い通勤の多い兼業者は、わずかの賃金から定期外旅客としての高運賃を取られる反面に、農産物の運賃値上げによって、いまの市場取引、荷受け組織と小売り組織から、農民の手取り価格は相対的に低下する。消費者価格は高くなって、その生活は苦しくなるばかりである。これと同じように、原料費の値上がりと輸送コスト高を他に転嫁すべき手段を持たない中小企業者は、みずからこれを負担せざるを得ません。
同じく十六ページの第七表は、定期客と定期外の輸送人員と収入をそれぞれグラフで示したものでありますが、これは、輸送人員については、定期客が六一%とはるかに定期外旅客三九%を上回っているにもかかわらず、収入面で見ますと、逆に定期客の収入が三六%で、定期外の収入六四%をはるかに下回っておるのであります。
定期外旅客は四一%で四億人、これに対して収入面を見ますると、定期旅客の運賃収入は総収入額の三四%、七十一億円、定期外の旅客収入は百三十七億円、六六%。
で、九州地方の最近の観光開発というのは非常に進んでおりまして、大体国鉄で見まするというと、全輸送量の定期外旅客の半分が観光旅客、それから豊肥本線につきましては、特に観光関係の客が多く、これが七〇%に達しておりまして、この豊肥本線にかわる新しい観光メーンルートができるわけでございまして、特に今回の路線は、別府から久住、飯田高原というような、非常に景色のいい、観光地として理想的なところを通っておりますので
○岡本政府委員 前回も今回も各社とも値上げの理由は若干は違っておりますけれども大体同様でございまして、各社の収入が定期外旅客つまり普通旅客の輸送量の伸びが非常に少ない。これに反しまして運賃割引率の非常に高い定期旅客が非常に増加している。このために全体としては収入の増加率が小さい。
その内容を定期外と定期に分けてみますと、定期外旅客は、運賃値上げによる影響で、百キロまでの近距離が並行交通機関に転移しており、対前年度八七・六%で、二百三十九万人の減となり、これを四月だけの実績から見ると、一日平均約三万人の減と大幅に減少しているが、収入は、運賃値上げと旅行距離の伸びが増収をもたらす要素となって、対前年度一二二%で、約六億三千万円の増収となっておる。
定期外旅客が三六%である。これは私は国鉄からいただいた資料を拝見しての数字ですから、もし私の見方が誤っておったら御訂正いただきたいが、とにかく定期旅客の比率は六四%、短期外旅客の比率は三六%、しかるに、定期旅客による収入は一七%である。六四%のお客さんが一七%の収入である。定期外旅客三六%が八三%の収入をあげているのである。いかに矛盾しているかということはわかるのであります。
本線の全通によって定期外旅客、すなわち観光客が、観光地、温泉地帯を持つ駅において激増しております。これは運賃の軽減と所要時間の短縮によるものが大きな原因であると思われますが、伊勢、志摩方面及び南紀温泉地帯を結ぶ周遊観光ルートが形成されたことが旅客を誘発したと見るべきであります。
最近における、これは国鉄総裁にお尋ねをするのですが、問題が具体的ですから、おわかりにならなければ担当の理事の方でけっこうですが、定期客と定期外旅客の増減傾向、これはどうなっておりますか。それから定期旅客の割引率は今どの程度になっておりますか、その割引は原価と対照してどういうことになっておりますか。
他貨物の輸送の特殊性から、在来地方鉄道の貨物運賃によっておりまするので、本年の四月一日の国有鉄道の鉄道運賃改正と軌を同じゅういたしまして、それぞれに認可いたしましてすでに実施をしておりますので、今回のはいずれも旅客運賃でございますが、これらの旅客運賃は昭和二十八年一月以来据え置かれておりまして、その間収入面においては、輸送数量に相当の伸びはございましたけれども、定期の旅客の増加が著しくございまして、定期外旅客
○石井政府委員 今年五月一日から旅客運賃の六割値上げをいたしたのでございますが、当時この六割値上げによりまして、大体本年度の收入の均衡が予想されるという、一応御説明を申し上げまして、御承認を願つた次第でございますが、その後について実際の模様を見ますと、一つには、この運賃値上げの結果、旅客量が減少するであろうということは、当然予期されたのでございまして、その点については、定期外旅客について約一〇%の目標
その間我慢して誰かがいわゆる俺の部分を拂つて呉れと言われて誰かが拂つてやらなれれば、日本の経済は成り立つて行かないというわけでありますので、それで旅客、殊に定期外旅客というものがその負担者として選ばれたというようなことになつておるのだと思うのでありますが、ここに私の方でも調査したものがございますが、重要物資に対する鉄道運賃の貨物の比率というようなものの研究がありまして、第一次的に價格に対してどれくらいの
即ち定期外旅客だけが現在の状況におきましても償つておる。原價に対して三割以上の余計の收入を挙げております。結局國鉄全体の赤字は三百億を挙げておりますから、この割合で行きますと定期外旅客というもので以て、その赤字のうちの相当部分を結局負担しておるということになるのであります。